羽生結弦まさかの8位「しょうがない」…北京五輪フィギュアSP 鍵山優真は歓喜の2位 | RBB TODAY

羽生結弦まさかの8位「しょうがない」…北京五輪フィギュアSP 鍵山優真は歓喜の2位

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 8日、『北京オリンピック』(日本テレビ系)フィギュアスケート 男子ショートが放送され、五輪3連覇を狙う羽生結弦は8位と大きく出遅れた。また18歳、五輪初出場の鍵山優真が2位、2大会連続メダルを見据える宇野昌磨は3位につけた。

 羽生にとってソチ、平昌と2大会連覇の王者として臨む2022年の北京オリンピック。フィギュアスケート男子で3連覇すると、1928年(昭和3年)サンモリッツ大会以来94年ぶりとなる。

 だが最初の4回転サルコーが1回転シングルになり、得点にならず。その後の要素は4回転トーループ、トリプルトーループ、バタフライからのフライングキャメルスピンなど幅、高さ、流れ、着氷もスムーズで次々と加点していった。

 それだけに悔やまれる冒頭のミスに実況アナも「本田さん(解説の本田 武史)、冒頭の4回転……」と言うと絶句していた。得点は95.15点で8位。

 競技後のインタビューで羽生は「いやあ、もうしょうがないな~って感じです。自分の中でミスはなかったなと思っているので、正直、皆さんよりも僕が一番ふわふわしていると思うんですけど。ちょっと嫌われたなって思っています」と笑った。

 また彼は4回転サルコーの踏み切りの部分について解説。「自分の穴じゃなくて他のスケーターの穴が存在していた。ちょうど滑っているところに穴があってガコってハマっちゃった」と回顧。「跳びに行ってはいるんですけど、頭が防衛してしまいましたね」と、1回転になってしまった理由を明かした。

 その後の巻き返しについて「すごく集中して今までのショートの中でも全体的にいい演技だった」と振り返りつつも、やはり最初のミスが響いたのか「やっぱりフワフワしていますね、気持ちが」とコメント。

 10日のフリーでは人類初の4回転半ジャンプに挑む予定の羽生。「氷との相性もすごくいと自分の中では思っているので、しっかり練習して決めきりたい」と宣言した。

 一方、宇野、そして鍵山ともに自己ベストを更新。特に鍵山は108.12点と高得点を出し、最後はガッツポーズを決めた。1位は世界選手権3連覇中のネーサン・チェン。世界歴代最高得点となる113.97点でトップに立っている。

《杉山実》

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