韓国ドラマ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』配信スタート 第1・2話あらすじ・感想 | RBB TODAY

韓国ドラマ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』配信スタート 第1・2話あらすじ・感想

エンタメ 映画・ドラマ
『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』
『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』 全 4 枚
拡大写真
『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)のパク・ミニョンと『わかっていても』(2021年)のソン・ガンが共演することで話題のドラマ『気象庁の人々 社内恋愛は予測不能?!』が、2022年2月12日(土)からNetflixで配信スタートした。

気象庁に勤める仕事熱心な気象予報士・チン・ハギョン(パク・ミニョン)と人当りの良い好青年だが、天気のことになると意思を曲げない若き気象予報士・イ・シウ(ソン・ガン)の恋愛模様が描かれていく。


第1話(シグナル)2話(体感温度) あらすじ(ネタバレあり)



気象庁の本庁に勤務する気象予報士のチン・ハギョンは、同じく気象庁で事務官として働くハン・ギジュン(ユン・バク)との結婚を控えて準備に忙しい毎日を送っていた。10年の交際を経て結婚する二人だが、結婚式の衣装合わせの日、体調不良を理由に現れないギジュン。そんな彼をハギョンは見舞うのだが、急な天候の変化で雹が降り、気象庁内は大騒ぎに。ギジュンとゆっくり話す間もなく、ハギョンは職場へ向かう。



気象庁内では予報に見落としはなかったのか、緊迫した話し合いが続けられていた。ハギョンが所属する総括2課の課長は、責任を問われた心労からか、心筋梗塞で倒れてしまい、入院してしまう。

ちょうどその時、気象庁の首都圏庁に勤務するイ・シウは、自身が予測したとおり雹が降ったことを先輩予報士にアピールしていた。どんな細かい気象の変化も見落とさない「気象オタク」のシウは、同棲している恋人・チェ・ユジン(ユラ)とデート中にも気象の話を長々とするため、ウンザリされている。

課長が入院することとなり、2週間限定で課長代理を任命されたハギョンは、結婚式直前だというのに仕事に追われ、ギジュンとすれ違いに。そんな中、オンライン会議で大雨警報の発令を巡って白熱した議論が展開される中、シウは自身の発言を強力に主張。シウの言い分に怒り心頭となったハギョンは、首都圏庁へ向かい二人は初対面を果たす。

ハギョンが仕事でバタバタしている間、ギジュンが結婚式場へ契約金を入金していないことが明らかに。理由を問いただすためにギジュンの家を訪れると、ハギョンはユジンと抱き合うギジュンを目撃してしまう。
その2カ月後、ギジュンはユジンと結婚し、ハギョンは課長に昇進。しかし同じ気象庁に勤務するのは気まずいだろうという配慮から、ハギョンにスイスへの出向話が持ち上がる。



一方で、恋人のユジンが浮気の末結婚してしまったシウも傷心の日々を送っていた。そんな中、シウは2週間の期間限定で本庁へ出向となる。そこで目にしたのは、ハギョンが庁舎内で気まずい想いをしている姿だった。

一緒に仕事をするうちに、ハギョンのことが気になり始めるシウ。ある日、庁舎内で激しい言い争いを繰り広げるハギョンとギジュンを目撃し、その日シウはハギョンを飲みに誘う。

お酒が入ると人が変わってしまうハギョンは、飲んだ勢いでシウと一夜を共にしてしまう…。


笑顔を封印? パク・ミニョン



ラブコメの女王、パク・ミニョンが今回演じるのは、人々の生活に多大な影響を与える気象庁の気象予報士。仕事ができるキャリアウーマンは、パク・ミニョンがこれまでも演じてきた役柄だが、今回はいつもの笑顔が若干封印されている。

それもそのはず、第1話のラストで婚約者・ギジュンが浮気相手の女性・ユジンと抱き合っているところを目撃。結婚が破談になり、さんざんな目に合ってしまうからだ。ギジュンはさっさとユジンと結婚。それだけでもあり得ないことなのに、とんでもない発言を繰り返すギジュンにとことん振り回される。

しかし第2話では、めちゃくちゃな主張を繰り返すギジュンにハギョンは逆襲。観ている側も「よくぞ言った!」と拍手を送りたくなるような大一番がある。

「二度と社内恋愛はしない」と心に誓い、トラウマを抱えたハギョンだが、新たに本庁に異動してきたシウとハプニングとはいえ、特別な関係に。果たして今後、笑顔のパク・ミニョンを見ることができるのだろうか?


無邪気な笑顔にキュン! ソン・ガン



長身で抜群のスタイルを誇るソン・ガンが今回演じるのは、気象のことばかり考えている若き気象予報士・イ・シウ。ソン・ガンの無邪気な笑顔にキュンとしているファンもいることだろう。
今回演じているシウは、同棲していた彼女の心が離れていることにも気付かず、ウキウキしながら旅行へ行く計画を立てるなど、少しボーっとしているところもある。

しかし本庁に異動してパク・ミニョンが演じるハギョンと出会ってからは「意外に頼れる男子なのかも…」と感じるシーンが多々。「逃げでスイスへ行くなら行かないでほしい」と力強くハギョンに言う姿はたくましさを感じる。

ハギョンを飲みに誘い、一夜を共にするシーンでは、野性的な一面も見せドキドキした人もいるのではないだろうか。今後、シウはハギョンとどんな関係を築いていくのか、目が離せない。




気象予報を恋愛模様に例える脚本



パク・ミニョンとソン・ガンの恋愛模様が注目される本作だが、気象予報士が日々どのように職務を遂行しているのか、丁寧に描いているところも大きな見どころとなっている。



気象に関する専門用語の説明や、人々の生活を守るためにどのような根拠で天気を予報しているのか、神経をすり減らしながら職務にあたっている気象予報士たちの姿を垣間見ることができる。

そして気象予報を恋愛模様に例えているところがよくできた脚本だと感じる。第1話の「シグナル」、第2話の「体感温度」というそれぞれのタイトルも、物語に登場する気象のエピソードと人間模様を上手く表現している。今後、そうしたところにも注目していくと物語をより楽しめるかもしれない。

※Netflixシリーズ『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』独占配信中

《咲田真菜》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース