ワリエワ選手はドーピング疑惑の中、17日の競技で同選手はミスを連発し、4位に終わった。競技後、絶望する同選手にコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏が「どうして諦めてしまったの? どうして戦うことをやめてしまったの? 説明して」と厳しく叱責する様子がテレビに映し出された。
ロシアで2年間トレーニングし、エテリコーチとも面識があるという村主は、同コーチについて「選手に対して殴ったり蹴ったり怒鳴ったりはないが、反復練習をさせ、それについてこれない選手は脱落する厳しさはあった」と振り返り、「日本はコーチと二人三脚の育成型だが、ロシアは能力ある人たちを選抜していく」と、日本とロシアの違いを説明。
村主はまた、同コーチがワリエワ選手のドーピングに関与していたかどうかについて「コーチが関わって、直接『飲め』とやっていたかは分からない」としつつも、「プロのコーチだったら、(選手がドーピングしていれば)やはり分かると思う。これだけの練習量をやったらこれぐらいで疲れてきて、これぐらいの休息を与えれば回復すると把握している。それがある日、やってもやっても疲れない、すぐ回復するというのは必ず分かるはずなので、把握はしていたかなと思う」と語った。