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23日に放送された連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第80話で、ひなた（川栄李奈）と、安子（上白石萌音）が時を超えて“ニアミス”する場面があった。
この日、すみれ（安達祐実）がひなた（川栄）を居酒屋に連れ出し、“モモケン”こと桃山剣之介（尾上菊之助）の隠された素顔を愚痴まじりに暴露していた。すると隣に居合わせた“ケチエモン”こと吉右衛門（堀部圭亮）が話に入ってきて、自分は初代モモケンがデビューした年に生まれたと告白。さらに同席していた母・清子（松原智恵子）が、そんな吉右衛門が生まれた時を回想する。
「……あの日は賑やかやったわ。私が朝早うに産気づいてしもてねえ。まだお豆腐屋さんしか開いてへんような時分やったわ。主人が、店先につけっ放しのラジオ置いて産婆さん呼びに行ったん」と語ると、吉右衛門も「そしたら、その隙にそれを盗みよったやつがおったんや」とこぼす。
ひなたが「捕まったんですか？その盗人は」と聞くと、清子は「近所の和菓子屋さんの子のちょっとしたイタズラやった。大将が紅白まんじゅう持ってお祝いに来てくれはって、主人もそれで機嫌直したんえ」と振り返った。吉右衛門が「何て言うたかいなあ、あの店」と振ると、清子も「さあ……。あのお店の名前も、あの子の名前も忘れてしもたなあ……」と答える。
ラジオを盗んだのは算太（濱田岳）、そして和菓子屋は「たちばな」。いよいよ安子（上白石）に近づくというところで終わった今回。ネットでは「あと約1ヶ月、どこまで交わるのかが楽しみ」「もう少しでひなたと安子まで繋がりそう」「今日のケチ右衛門の思い出話が橘のおはぎと超ニアミスになって、わあ～！そこそこ！ほりさげてぇ？！となった」など反響が寄せられた。
24日放送の第81回。モモケンと虚無蔵（松重豊）の因縁についての噂話を聞いたひなたは、CM撮影の時に会った謎の振付師（濱田）に真相を聞こうとするが、映画『妖術七変化！隠れ里の決闘』のリバイバル上映のチケットをもらってはぐらかれる。そのチケットを欲しがる五十嵐（本郷奏多）の熱意に押されたひなたは、2人で一緒に映画を見に行くことになる。
