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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第90話が9日放送され、るい（深津絵里）がひなた（川栄李奈）に、『On the Sunny Side of the Street』を歌って聞かせた。
五十嵐（本郷奏多）に別れを切り出され、傷心のあまり泣き腫らしながら寝込んでしまう、ひなた。そんな娘にるいは、おかゆを作って持ってくる。するとひなたは「私…全然気ぃ付かへんかった。私の気持ちが文ちゃんを傷つけてたやなんて…」と、すすり泣く。
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その頃、錠一郎（オダギリジョー）は五十嵐と会っていた。五十嵐が「こんなことになってしまってすみません」と頭を下げると錠一郎は、ライバル・トミー北沢のCDを今まで一度も聴くことができていないと述べながら、「僕には分かるんや。五十嵐君はひなたのことを大事に思ってる。そやからこそ、ひなたの前から消えるんやって。僕がるいの前から消えようとしたように…」と、彼の決断に理解を示す。
さらにカットバックで、今度はるいが、ひなたに『On the Sunny Side of the Street』を歌い聞かせながら、「ひなたの名前になった歌や」と明かす。ひなたは「てっきりお父ちゃんが縁側でひなたぼっこしながら思いついた名前やと…」と驚く。
一方、錠一郎も五十嵐に、ひなたの名前の由来を告げながら、「五十嵐君の選んだ道やったら、きっとそれが五十嵐君の、ひなたの道になる」とエールを送る。
るいと錠一郎がそれぞれの過去と向き合い、ひなたに、五十嵐に真実を伝えた今回。ネットでは「そして渡されたサニーサイドのバトン。安子編から続くバトン」「今日のカムカムは今までの安子やるいやジョーの人生をぎゅっっとまとめたような良い話だった。泣いた」など反響を集めている。
