【インタビュー】岸明日香、“30代いいかも”と実感!見せられる体づくりはしていきたい | RBB TODAY

【インタビュー】岸明日香、“30代いいかも”と実感!見せられる体づくりはしていきたい

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岸明日香【撮影:浜瀬将樹】
岸明日香【撮影:浜瀬将樹】 全 10 枚
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 グラビア・女優・タレントとさまざまなフィールドで活躍する岸明日香が、3月14日、写真集『Culmination(カルミネーション)』を発売する。

 デビュー10周年、30歳の節目を記念したアニバーサリー写真集となる本作。大迫力のGカップ美バストや、Tバック姿のバックショットを堪能できる水着、セクシーなランジェリー、ドキッとするような表情など、まさに彼女のすべてをぶつけた“Culmination=集大成”の一冊となっている。



 岸はどんな意気込みで撮影に臨んだのだろうか。写真集発売を目前に控えた彼女に迫った。

――2018年以来、久しぶりの写真集発売です。今回のプロジェクト発足の経緯を教えてください。

 10周年の年に30歳になると分かっていたので、すでに5、6年前から、2022年に集大成のアニバーサリー写真集を出すって決めていて。ファンの人にも「10周年で出すから!」って勝手に報告していました(笑)。

ーー今回、その想いが現実になったわけですね。



 私はすごく運がいいなって思います。周りの方が頑張って動いてくださったことで、写真を発売することになりました。感謝しかないです。
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――タイトルの意味について教えてください。

 自分の中でも節目だと思っていたし、“まずは10年続けたい”って気持ちでやっていたので、英語で“集大成”という意味の『Culmination』というタイトルにさせていただきました。

 いくつか候補もいただいたのですが、響きも大事だし、想いもあったほうがいいな、とかいろいろ考えたんですけど、やっぱり『Culmination』だなって。みんな使っている単語やろって思って調べてみたら、誰もタイトルにしていなくて、“”ラッキー。いったれ!”って決めました(笑)。

ーー完成した本作を見ての感想を教えてください。

 めちゃくちゃいいなと思います。超絶自信作で、自分で言っていいのか分からないですけど、“眼福だな”って思いました(笑)。しっかりと幸福感を味わえるし、自分的にもすごく大胆になれたし、爽快感もあるので、見ていて気持ちのいい写真集だと思います。



 これまでどちらかというと、男子が好きでいてくれる作品寄りだったんですけど、今回は男子はもちろん、女子にも好きって言ってもらえる写真集じゃないかなって思っていて。だからといって、オシャレに偏らせているわけじゃなく、しっかりインパクトはあるので、新しい見せ方ができたと思います。

ーー制作には携わられていたんですか?

 これまではしっかりと決められたベースがあって撮影することが多かったんですけど、今回は、カメラマンさん、衣装決めなど第一歩から携わらせていただきました。スタッフさんとものづくりを一緒にしていたのもあって、思い入れもこれまでの10倍、20倍とより高まった感じがします。

――写真集では、自分のどんなところを見せようと思いましたか?

 年を重ねていくと、見た目や体型が変わっていくと思うんですけど「今が一番いい女だね」って言ってもらいたい気持ちがあって。これまでの活動で得た見せ方や、10年間の自分の想いは絶対にぶつけたいし、これまでで一番いい写真集を出したいという気持ちでした。

ーー特に努力したことは?

 今までは運動が苦手でジムに通ったことがなく、9年間プチ断食とかクレンジングジュースとか食事制限でやってきたんですけど、今回初めてジムに行きました。

 いいお尻にすごく憧れがあって、パーソナルトレーナーさんには、「とにかくお尻だけを鍛えたい」って伝えましたね。お尻の筋肉には、上・中央・下ってあって、上の部分を鍛えると、足が長く見えるんですよ。しっかり鍛えたおかげで、いつもより丸みのあるお尻になったんじゃないかなって思います。だからと言って「お尻を撮ってくれ」とは一言も言っていなくて、自分が勝手に鍛えていた感じです。



ーーお尻という新たな武器が加わったんですね。

 そうですね。私が年を重ねる分、ファンの方も年を重ねるわけじゃないですか。オジサマだったらもっとオジサマになるし、若い男の子でも「小学生のときから応援してきました。ずっと好きです」って大人になって写真集を買ってくれるわけですよ。ただ、それは「待って。やめてよ。私ってそんな歳になったの?」ってなるんですけど(笑)。

 月日が経つと、好みの変化もあると思うので、(それに対応できるような)新たな強みができたなって思いました。

ーーやっぱりファンの方の存在は大きいですか?

 めちゃめちゃ大きいです。これまでは、イベントでみなさんに会えたじゃないですか。いざ(コロナで)会えなくなったとき、“ファンの人はどこに生存しているんやろう”って(笑)。もちろんネットではすごく応援してくれるけど、実際に目で見ているわけじゃないから、みんなに直接会って「大好きです」って言ってもらえていたことが、“どれだけ力になっていたか”って思い知らされました。

ーーロケは沖縄本島。撮影中の思い出があれば教えてください。

 私、2年間水泳を習っていたのに、まったく泳げないんですよ。それでも、グラビアでよく見る水辺にぷかぷか浮くシチュエーションに憧れていて……。今回どうしても撮りたかったので、(カメラでは写らないところから)スタッフさんに手足を掴んでもらい、水辺に浮かぶシーンを撮影しました。

 ただ、泳げないんで、溺れちゃうんです。「力抜いたら浮くから!」って言われるんですけど、“それできたらカナヅチじゃない!”みたいな(笑)。そうして、なんとか撮れた1枚も写真集には入っています。

(c)SDP


ーー写真集に携わり、改めてグラビアの魅力を感じたのではないでしょうか。

 普段は別のお仕事をしているので、グラビアをする回数は減りましたけど、“帰ってきた感”はあります。ただ、戻ってきたときに、絶対に「スタイル悪くなったな」って思われたくなかったし、一番いい状態で見せたい気持ちがあったので、昔よりも気合いを入れたかもしれないです。昔は毎日水着で撮影していたので、“今日我慢したってしょうがない”という気持ちがあったんですよ。今回は、ジムの期間を合わせると、撮影の4ヶ月前くらいから準備をしていたので、気合い度は全然違うと思います。

(c)SDP


ーー岸さん=セクシーと感じる方も多いと思います。ご自身が考える「セクシー」について思うところを教えてください

 私に会うとき、ほとんどの方がグラビアのイメージで会ってくださるんですけど、喋るとおちゃらけて色気がないし、ファンの方も私がボケるから「クールですましていると思ったら、全然そんなことないやん!」って驚かれるんですよ。

 「セクシー」って言ってもらえるのは嬉しいんですけど、ある意味目標で、自分の中で、いまだに到達していない感はあります。セクシーって私の中ではマリリン・モンローみたいな。フェロモンが出ているイメージなので、まだまだそこを追いかけている感じです。


(c)SDP


ーー30歳になって心境に変化はございましたか?

 なかなか実感が湧かなかったんですけど、ネットニュースで自分の名前の横に(30)って書かれていたのを見たとき、“あ、30歳なんや!”って自覚を持ち始めました(笑)。最初は(30歳になるのが)嫌だったんですよ。でも、いざなってみると、何も言い訳ができない年齢になったし、ある意味で責任感が生まれたし、子ども扱いもされない。人と話すのもより楽しくなって、“30代いいかも”って思うようになりました。

ーー新たな節目を迎えた岸さん。今後の野望を教えてください。

 こうしてみんなに届ける機会がないと気づかなかったところなのですが、今回撮影してみて、35歳になっても、40歳になっても、見せられる体づくりはしていきたいなって思いました。またみなさんに、年を重ねていく姿を見ていただけたら嬉しいです。

《浜瀬将樹》

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