【インタビュー】蛙亭、吉本興業110周年ライブ『伝説の一日』に出演!「感動しています」 | RBB TODAY

【インタビュー】蛙亭、吉本興業110周年ライブ『伝説の一日』に出演!「感動しています」

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蛙亭(中野周平、イワクラ)【撮影:浜瀬将樹】
蛙亭(中野周平、イワクラ)【撮影:浜瀬将樹】 全 5 枚
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 吉本興業創業110周年を記念した特別公演『伝説の一日』が、4月2日、3日の2日間、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催される。

 当日は4回公演となっており、桂文枝、西川きよしといった大御所からテレビで活躍する見取り図、ニューヨーク、霜降り明星などの若手まで、人気芸人が総出演(計223組315名)。

 漫才、コント、新喜劇が披露される公演のほか、各最終公演には『さんまの駐在さん』として、明石家さんま、今田耕司、ナインティナイン・岡村隆史らが登場し、コメディをお送りするという。なお、舞台に立つことが少なくなったダウンタウンも3日の3回公演目に登場。どのような形で110周年を盛り上げるのか、注目が集まっている(各公演出場芸人一覧はコチラから:https://110th.yoshimoto.co.jp/)。

 今回、そんな『伝説の一日』公演について話を聞くべく、2日の3回公演目に出演する蛙亭(イワクラ、中野周平)に話を聞いた。

――選ばれし芸人さんたちが出演する『伝説の一日』が、間近に迫ってきました。今の心境を聞かせてください。

中野:メンバーに選んでいただけたのが光栄で、とても嬉しいです。あの方々に混ざってライブができるということを、芸人になる前の自分に伝えてあげたいですね。

イワクラ:『伝説の一日』に呼んでいただけたということは、吉本芸人の一員として、少しは認めていただけているのかなと自信になりました。すごく嬉しいですし、感動しています。



――10年前には100周年版『伝説の一日』公演がNGKでありましたよね。

イワクラ:私たちがNSC(吉本興業の養成所)を卒業してすぐに100周年イベントがあったんですけど、当時はビラ配りをしていた立場だったので、10年後にイベントに出られる方になったというのが不思議です。

――こうした周年公演というのは当時、遠い存在だったわけですね。

中野:僕らはビラ配りをしていただけで、何のかかわりもなかったんで、めちゃくちゃ遠かったですね。そのビラ配りもお金をもらうためにやっていましたし(笑)、劇場のメンバーにすら入っていなかったときだったので、芸人に片足をつっこんでいる状態。舞台に立たせてもらえるのは、とてもありがたいです。



――今回の公演は、ダウンタウンさんやさんまさんなど、テレビのスターも続々登場します。

中野:さんまさんもダウンタウンさんも物心ついたときからレジェンドで、舞台に立っているところもほとんど見たことがない方々。特にダウンタウンさんは、飲み屋のおっちゃんが「俺は昔、心斎橋筋2丁目劇場(若手時代のダウンタウンらが活躍した劇場)に観に行っていた」って言っているとか、よく話には聞くんですけど、(舞台に立っていることが)イメージできないというか……。テレビじゃないみなさんが観られるってすごく貴重だなって思います。僕はみなさんと出る公演が違うので、オンラインで観たいですね。

イワクラ:何年か前、NGKのイベントでダウンタウンさんがいらっしゃったとき、みんな“松本(人志)さんにネタを見てもらえる”って喜んでいたんですよ。舞台上で、さんまさんやダウンタウンさんと一緒の舞台に立つ人たちは、芸人になったときの気持ちがよみがえると思います。

――さんまさんやダウンタウンさんが出る公演以外も、たくさんの人気芸人たちが登場します。おすすめの公演はありますか?

中野:(香盤表を見ながら)改めて『駐在さん』のメンバーヤバいですね(笑)。これを収録ではなく、ライブで見られるって、迫力が全然違うと思います。あと、改めてそれぞれの公演の中にある『吉本新喜劇』も楽しみですね。中学生くらいのときに初めて生で新喜劇を観たんですけど、笑いの渦がすごくてびっくりしました。茂造(辻本茂雄のキャラ)がしつこいくらい同じボケをやっていて、めちゃくちゃ面白かったのを覚えています。そんな新喜劇をレジェンドメンバーがやるとなると、とんでもないことになりそうですね。『駐在さん』を含め、観た後クタクタになるんじゃないですか(笑)。

イワクラ:これまで、(蛙亭と同じ公演に出る)南海キャンディーズさんと一緒の舞台に立つことがなかったので、とても嬉しいです。お二人の漫才を近くで観られるのは貴重だなって思います。

中野:僕たちは、笑い飯さん、NON STYLEさん、南海キャンディーズさんと同じ公演に出るんですけど、子どもの頃に観に行きたかった劇場メンバーの方々なので、そのあたりも嬉しい。そのほか、(同世代の)シソンヌさんとチョコレートプラネットさんが一緒の回に出ていたりしますけど、これは(ファンが喜ぶように)狙ってメンバーを組んでいますね(笑)。



ーーいざ舞台やテレビに立つ側になって、改めてすごさを感じた芸人さんを教えてください。

中野:『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)でさんまさんや陣内(智則)さんとご一緒したとき、お二人の絡みを目の前で見ていると、ハイテンポなラリーで面食らっちゃいますし、見とれちゃいますね……見とれている場合じゃないんですけど(笑)。

イワクラ:(吉本の常設劇場)ルミネtheよしもとで、昔見ていたロバートさんほか、先輩方とご一緒すると、自分たちのネタを楽しそうにされているんですよ。そういうのを見ると、面白い人はずっと変わらないんだなって思いました。カッコいいです。

ーー『伝説の一日』は、NGKの座席チケットが早くも完売となっていて、吉本の常設劇場でのライブビューイングやオンラインチケットだけですね。

イワクラ:タイトルからも感じるように(ライブビューイングでも)絶対に観たほうがいいライブだと思います。

中野:間違いなくこのメンバーでやるイベントは一生ないと思うので、見逃すと後悔しますね。

イワクラ:私だったらライブビューイングに行きたいです。劇場にいると、現場の雰囲気も味わえるし。

中野:確かに。笑い声を肌で感じられるので、鳥肌が立つと思います。

【チケット購入はコチラから】
伝説の一日公式HP:https://110th.yoshimoto.co.jp/

《浜瀬将樹》

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