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6日放送の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第110話で、アニー・ヒラカワ(森山良子)が逃げ去った場所に注目が集まっている。
岡山でのライブの日、関西国際空港までアニーを追いかけたひなた(川栄李奈)だったが、すでにその姿はなかった。るい(深津絵里)に電話し、「おばあちゃん行ってしもた」と謝ると、るいは「もう、ええんや。アメリカへ帰ったらキャリアも何もかも捨てて、そのまま姿消す思う。そういう人やさかい。私のお母さんは」と、涙をこらえつつ会わない覚悟を決める。
ライブが行われている偕行社では、トミー(早乙女太一)と錠一郎(オダギリジョー)によるステージが始まろうとしていた。そこへ肩を落として戻ってきたひなたは、建物の前に佇むアニーを見つけると、「おばあちゃん!」と声を掛ける。
それに気づいたアニーは必死の逃走。その意外な脚力にひなたは「鍛え方が違う…」と驚きながらも追走するも、なかなか追いつかない。アニーはやがて、かつて「たちばな」があったと思われる商店街や、さらには岡山城周辺などを全力疾走。
必死の逃走の末、力尽きたアニーが倒れた場所は、ある神社の境内らしき場所。もしそうだとすれば、そこは夫・稔(松村北斗)との思い出の神社であり、るいを背負って稔の無事を祈願した場所でもあり、その戦死を知ったときにやってきた場所でもある。
ネットではアニーの意外な持久力に感嘆の声があがるとともに、「最終的にたどり着いたの、あの神社だよね??」「稔さん 安子とるいちゃんを会わせてあげてぇや たのむでぇ」「アニーが最後神社に行ったからなんかあると思ったら、安子として稔さんの戦死の訃報を受け取って走ったルートかぁ。そこを追いかけるひなた。これは何かあるな」などの反響が寄せられている。