同店のハンバーグは俵型。通常提供されている粗挽きハンバーグも俵型だが、違いはまず提供方法。「炭焼き超粗挽きビーフハンバーグ」は鉄板で提供されたものを、店員がテーブルの上で2等分してくれる。しかし「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」は半分にカットすることなく、そのままの状態だ。

この違いが何によるものなのかは明らかではないが、おそらく「炭焼き超粗挽きビーフハンバーグ」のほうが脂分が多い(ような気がした)ため、カットしたとたんに肉汁が鉄板にでて「ジュー」っというシズル感を楽しめるからではないかと思う。
また「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」は肉本来のうまみを楽しめるようにミディアムレアの状態で提供される。写真を見てもわかるようにカットした断面は赤い。こちらは自分でカットし、用意された小さな卓上コンロで好みに焼いて食べる。



「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」は「超粗挽きビーフハンバーグ」よりも、弾力がある感じ。好みにもよるのだろうが、両方粗挽きにもかかわらず食感が微妙に異なっている。黒毛和牛ハンバーグのほうが肉肉しい感じだ。
味付けは塩。「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」には用意されてくる。(「炭焼き超粗挽きビーフハンバーグ」にはソースが用意される)。

ちなみに「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」の価格は以下のとおり。
・「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」単品 180g 1380円
・「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」単品 360g 2380円
・「炭焼き黒毛和牛ハンバーグ」&「ウルグアイ産炭焼き超厚切り熟成サーロインステーキ」単品 2380円
なお、新たにプラス100円で大根おろしトッピングを注文することができるため、さっぱり味が好みの人は試してみてはどうだろうか?

同店では釜焼きの魚沼産コシヒカリも売り物だが、ガッツリ食べる人にしかおすすめしない。というのも、ご飯を食べ、メニューを食べ、サラダバーを食べ…をやっているとすぐにお腹がいっぱいになってしまうのだ。どれを中心に楽しみたいか、ちょっと考えてから注文しないと、欲張りすぎた結果後悔することになりかねない。筆者は過去、特製スープにご飯、サラダバーを注文し後悔したことがあった。肉が提供される間、どうしてもサラダをバクバク食べてしまうのだ。


今回もプチ贅沢商品として「具だくさん自家製クラムチャウダー」がプラス100円で用意されていたため、あやうく注文しそうになった。
他店に比べて充実しているのが特徴なそのサラダバーだが、こちらも季節で内容が一新されている。今回筆者が訪問したときには春キャベツ、苺、筍を使ったサラダがみられた。「だし香る焼き筍の和風サラダ」「やわらか春キャベツとあさりのボンゴレ風パスタ」「苺とこごみの春の芽吹きサラダ」などがそれだ。また、筆者も好みだが、ほかの店にはない商品として「パクチーとチキンのアジアンサラダ」も提供されており、まだ人気があるようだった。

