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“13歳・真夏の大冒険”の名実況で知られるフジテレビ・倉田大誠アナが、14日放送の『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)に出演。東京オリンピック・西矢椛選手に陳謝する一幕があった。
昨年7月の「東京オリンピック」スケートボード女子ストリート競技で、史上最年少の13歳で金メダルを獲得した西矢選手。そこで話題になったのが、倉田アナによる“13歳・真夏の大冒険”の名実況。
ところが倉田アナ本人は「申し訳ない気持ちがずっとあります」と告白。彼がスケートボードの実況担当になったのは本番のわずか4ヵ月前のこと。それまでスケボーを見たことさえなく、分からないことだらけだったという。
また、ストリートで生まれたスケボー競技には採点に基準がなく、採点者の感覚に委ねられている。教則本もないため、倉田アナは独学で徹底研究。ネットで解説サイトやプレー動画を見ることで感覚を養ったのだとか。
そんな中から“13歳・真夏の大冒険”も飛び出たのだが、これに関しても本来であれば実況を担当する場合、本人に会い、直接取材をした上でキャッチフレーズなどを考えるという。ところが今回はコロナの影響で一切取材ができなかった。
倉田アナは「嬉しい反面、他の媒体を通して得た情報しかなくて、直接話を聞いてないのに、しかも勝手なキーワードを西矢選手につけてしまった」と後悔。「何より本人がそのキーワードを『なんだこれ』って思っているだろうし申し訳ない気持ちがずっとあります」と語った。
そこで今回、特別に倉田アナと西矢選手がオンラインで初対面。開口一番、彼は「最初に勝手にキャッチフレーズを作っちゃってごめんさない」と謝罪し、頭を下げた。
だが西矢選手は「全然、大丈夫です。私のことを知ってもらえるキッカケになったので、ありがとうございます」と返答。そして「倉田さんと瀬尻さんの実況がめっちゃ面白かったです」と、スケボー解説者・瀬尻稜の名前も出して逆に感謝していた。