上白石萌音が、5日放送の特別番組『ふたりのディスタンス 千と千尋の神隠しスペシャル』(NHK)で、橋本環奈の素顔を明かした。
同番組は、舞台『千と千尋の神隠し』で主人公・千尋役を務めた橋本、上白石に密着したドキュメンタリー。2ヵ月余りの稽古を通じて、“戦友”と呼び合う間柄になるまでが捉えられる。
ここで上白石は、「稽古が全部終わった後に(橋本に)『お疲れ』『通し(稽古)、素敵だったよ』と連絡したら、『余裕がなくて反省ばっかりしてる』と返事が来たのが印象的だった」と吐露。
さらに「そういう余裕のなさを見せない人、稽古場では堂々としているし、飄々としてるし、さらっとやってしまうところはあるので、内心こんなふうに思ってたんだというのが、すごくハッとしました」と告げた。また、「余裕のなさとか反省するところとか、私と一緒だなと思えたのが、すごく心強くて嬉しかったですね」と話した。
一方で橋本は上白石について、「ずっと隣同士でお稽古してたのに、本番が始まると会えなくなる。それがすごく寂しい気持ちがあった」と回顧。「お互いに(寂しいと)思ってるんだろうなと(相手に)伝わり、本当にいい関係を築けたと思います」と感慨深げだった。