有吉弘行、上島竜兵さんをラジオで追悼 声詰まらせ、涙声…「本当にありがとうございます」 | RBB TODAY

有吉弘行、上島竜兵さんをラジオで追悼 声詰まらせ、涙声…「本当にありがとうございます」

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有吉弘行 <撮影 竹内みちまろ>
有吉弘行 <撮影 竹内みちまろ> 全 2 枚
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 有吉弘行が、15日放送のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、上島竜兵さんを追悼した。

 番組冒頭、「どうですかねぇ、やっぱり、菊田健太のラップで追悼……」と、アルコ&ピース酒井健太のラッパーネームを告げながら求めた有吉に、アシスタントの酒井は「一番違います!お前じゃねえってなってます!」と慌ててツッコミ。さらに有吉は、同じくこの日のアシスタントである宮下草薙・草薙航基にも「草薙の追悼漫談あると助かるんだけど、ないか……」とポツリ。

 そして「まいったねぇ、しかし驚いたよ」「いや、なかなかびっくりしたよ」と、ため息を漏らした有吉。「結構、元気出たつもりだったんだけどね、そういうの繰り返すね。元気出たり、落ち込んだりっていう感じで、まぁな……」と、メンタルに波があることを明かした。

 続けて「上島さんが亡くなった日の夕方、特別に2人で……」と切り出したものの、声を詰まらせて涙声で「なんか、悲しいなあ」と搾り出した。

 上島さんは同番組の新年一発目にゲスト出演するのが恒例となっていた。これについて有吉は「年の初めの、上島さんが来てくれる回が、1年で一番つまんない回で、そこから、ちょっとずつ面白い回になっていって」と毒を吐きつつ、「まぁ今日だろうな、今日が一番つまんないだろうな、どう考えても」と、軽口も言えない相手がいなくなった寂しさを有吉流に表現。

 改めて、亡くなった当日、上島さんと2人っきりにしてもらった時を回想する有吉だったが、なかなか言葉が出てこず、「あ~放送事故になっちゃう。なんか元気出たつもりだったんだけどな」と落ち込んだ。

 「2人っきりにしてもらった時も、お礼の言葉しか出なかったね。ちょっと突っ込んでやろうとか、茶化したり、バカだなあとか言おうかなと思ったけど、お礼しか出なかったね。『ほんとにありがとうございます』ということしかなかったね」と、不遇の時代に面倒を見てもらった先輩を偲んだ。

 そしてCMがあけ、有吉は上島さんを振り返るのは「まだちょっと早い」と本音。「2回目の“親父死んじゃった芸人”…」と、2010年に他界した実父に続く“父親”の逝去を嘆いた。

 本来、上島さんの葬儀は家族葬だったものの、「みんな『俺も家族だ』って言って来るんだよね。そりゃ会いたいよね、あんな人だからね」と、多くの芸人が参列したという。そんな参列者は一様に泣いていたとのことだったが、その時の様子について有吉は「『ありがとう』ばっかりだったよ。各所で『ありがとう』って言ってて。(上島さんは生前)よく『ありがとう』って言う人だったけど、みんなから感謝されてて、俺も『ありがとう』しかなかった」と振り返った。

 また有吉は、肥後克広と寺門ジモン、そして上島さんの妻・広川ひかるの3人についても「一番つらいんだろうけど、いろいろ、みんなに声をかけてくれて、みんなが笑えるようにいろんな話を振ってくれたり、ちょっとふざけたり、元気にやってくれてて有難かったね」と感謝していた。

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《杉山実》

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