同社では、年々高まるからあげ需要の拡大に合わせて、「からあげの正解」を追求。新商品の「ファミから」は、「唐揚げ専門店」品質の味が楽しめることを目指し、「ボリューム」「食感」「肉感」すべてにこだわって開発した商品となる。重量は、従来品の約1.7倍。同社史上最大サイズの約50グラムにボリュームアップ。また、衣を同社史上“最薄の衣”にすることで、カリッとした食感と、ジューシーな肉感が味わえるよう進化している。
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このほど、メディア向け試食会に参加し、新旧商品の食べ比べを実施。「ファミから」を試食した率直な感想や、進化したポイントをレポートする。
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まずは、醤油味をベースとした「ファミから(醤油)」を試食。「濃い口醤油」「たまり醤油」などの3種類の醤油を使ったタレに漬け込み、香り・コク・うま味を出すことにこだわった同商品。一口ほおばると、カリッとした薄衣の食感と、鶏肉の旨みがジュワッと口の中に広がる。コク深い醤油のとやわらかい鶏肉が上品な味わいで、まさに専門店レベルのクオリティー。
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近年の「唐揚げ専門店」では薄衣が主流だが、衣をただ薄くしただけでは肉比率が上がる分、時間が経つとべたついてしまうため、時間が経ち冷めてもカリッと食べられる“絶妙な薄さ”を追求したという。
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続いて、塩味をベースとした「ファミから(塩)」を実食。衣には海藻エキスがたっぷり含まれた藻塩、鶏肉には、肉本来の味を消さないようマイルドな味の塩を使い、さらに3種類のダシを組み合わせて味付けした商品。
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「塩」唐揚げとは、何とも食欲をそそる響きだが、口に入れるとジューシーな鶏肉の旨みと藻塩などの味付けが絶妙にマッチしていて美味!「醤油」と「塩」味では好みが割れるというが、個人的にはお酒のお供にもぴったりで、より大人な味わいの「塩」推しでいきたい。
それぞれのクオリティーの高さは分かったが、ここで新旧商品の食べ比べも実施。旧商品となる同社の「和風から揚げ」が1個30グラムであるのに対し、新商品は1個約50グラムとなり、やはり大きい。味は、旧商品の方が漬け込みタレの味やショウガの風味がより濃く、味の主張がしっかりしているため、よりジャンクフード感がある。一方、新商品の2品は、どちらも味の主張が上品で控えめな分、鶏肉本来の旨みが存分に感じられた。旧商品のジャンク感も嫌いではないが、飽きずに食べられ、より日常の食卓に取り入れ安いのは新商品の方だろう。
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同商品はシーンに合わせて、一個から購入が可能。一個でもゴロッと大きく食べ応えがあるので、ランチの一品として一個買いをしたり、家族での夕食や酒のつまみ、アレンジレシピなど、さまざまなシーンで楽しんでみては。
<筆者プロフィール>
高永きょん
南の島と東京・南青山を行き来して暮らしながら、大人になる。島人時代は、自力で釣った魚や素潜りで獲った貝類、くさやや野草を主食とし、南青山時代は、表参道界隈に初上陸したお店や西麻布の名店などを食べ歩く雑食系人間。愛しているものは春巻き。生クリームをお茶碗に入れて毎食食べたいくらいに大好きで、太らない肉体を手に入れたいと、日々悩みはつきません……。