綾瀬はるか、『セカチュー』オーディションは「一番ひどかった」!それなのにヒロインに選ばれた理由 | RBB TODAY

綾瀬はるか、『セカチュー』オーディションは「一番ひどかった」!それなのにヒロインに選ばれた理由

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綾瀬はるか【撮影:小宮山あきの】
綾瀬はるか【撮影:小宮山あきの】 全 1 枚
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 綾瀬はるかが、5日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。ブレイクのキッカケになったドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(同系、2004年)秘話が明らかになった。

 当時19歳だった綾瀬は、芸能事務所ホリプロに入ったものの、やりたいことが定まらず悩んでいたという。そんな時に出会ったのが、山田孝之主演の金曜ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』。彼女が演じたのは白血病を患う女子高生・亜紀。綾瀬はこの役について「意欲的にやってみたいと思った」という。だがいざオーディションに臨むと緊張のあまり、セリフが書かれた紙を渡されても手が震えて読むことすらできなかったそう。

 さらに綾瀬は「紙で顔も隠しているから顔も見えない。震える紙の音で(私の)声も(審査員に)聞こえなかったらしい」と笑った。林修が「オーディションになるんですか?」と驚くと、彼女は「(オーディション出場者の中で)一番ひどかったらしいんです」と振り返った。

 この後、同作を手掛けた脚本家・森下佳子から番組宛てにボイスメッセージが到着。『セカチュー』オーディションについて、ヒロインの座を勝ち取ろうと様々な工夫をしてくる子がいる中、綾瀬はただ1人、「ボロボロだった」と証言。だが「結果的に『面白い』と思ってしまった」と述べ、「できない子ってインパクトありますよね。いや、だって、(セリフが)読めないって……」と笑いをこらえきれず。

 そんな森下から聞く話に、綾瀬は「そうなんですね。初めて知りました」と驚き。ちなみに同作の劇中で丸坊主になるシーンについて彼女は、ヘアケア商品「パンテーン」のCMを担当していたため髪の毛が剃れない規約になっていたものの、そこも交渉して「剃っていい」という許可が得られたと振り返った。

 その後、『白夜行』『JIN-仁-』『義母と娘のブルース』『天国と地獄~サイコな2人~』(同系)と、一連の森下作品に次々と出てはヒットを飛ばしてきた綾瀬。彼女は森下について「次に乗り越えるにはこの役がいいんじやないかと考えてくださっている」と感謝していた。



《杉山実》

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