少女時代・ユリ、時代劇『ポッサム』に反響「新たなことに挑戦できる可能性感じた」 | RBB TODAY

少女時代・ユリ、時代劇『ポッサム』に反響「新たなことに挑戦できる可能性感じた」

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 韓国時代劇の著名俳優であるチョン・イルと、今作が時代劇初ヒロインとなるユリ(少女時代)の初共演作『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』のDVD(Vol.1~20)がレンタル中だ。このほど、クォン・ユリのインタビューが公開された。

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 同作では、チョン・イルが家門の没落によって隠れて生きるも、愛する者を守るために両班の地位に返り咲き、国の運命を変えていく“時代劇ヒーロー”を務めている。ヒロインのクォン・ユリは、寡婦となっても王女としての品格を忘れず、芯の強さで困難を乗り越える女性を好演。新境地を開拓し、時代劇初挑戦にも関わらず、「2021 Asia Artist Awards」でベスト演技賞にも輝いた。

 再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代、寡婦を布で包み(包む=ポッサム)、誘拐を装う形で再婚を実現させた衝撃の裏稼業「ポッサム」が、韓国ドラマで初めて描かれた同作は、放送局(MBN)ドラマ歴代NO.1視聴率を記録しアジア各国まで人気が波及。人違いから始まる闇稼業のアウトローと、美しき王女の“ポッサム”という奇妙な出会いが、朝鮮王朝を揺るがす波乱を巻き起こし、愛と因縁の戦いが繰り広げられる。以下、クォン・ユリのインタビュー。

ーー『ポッサム』は大人気でしたね。出演した感想をお願いします。

初めて挑戦する時代劇で日本の皆さんとお会いすることができて、とてもうれしいし感慨深いです。コロナの影響で直接お会いできないのは残念でしたが、こうしてご挨拶できてうれしいですね。

ー初めての時代劇でした。友人やファンの方々の反応や感想を教えてください。

最初に宣伝用の写真が公開された時から、多くの皆さんが褒めてくれました。特に少女時代のメンバーたちは、時代劇への出演を喜んでくれました。よく似合うと言ってくれたのがうれしかったですね。それから周囲の反応もそうですが、視聴者の皆さんからも良い反応をいただきました。「少女時代のユリだとは見て分からなかった。スギョン役がとても似合っている」と皆さんに褒めていただけたのがうれしかったです。この作品への出演を決めた頃は、私にとっては勇気が必要な時期でした。でもさまざまな心配は杞憂に終わりました。

ーー徐々に視聴率が上がっていきました。視聴者に愛された理由は何だと思いますか?

ポッサムという素材が興味深かったのでしょう。私も台本を受け取った時、ポッサムというのはこれまでにない目新しい素材だと思いました。登場するキャラクターが個性にあふれていて、それぞれの相性がとてもよかったことも視聴者に愛された理由でしょうね。それから韓国の美しい風景がちりばめられていた点も愛された理由だと思います。

ーースギョンの魅力を教えてください。

スギョンは幼い時からしっかりしていて大胆で自分の考えを持っている、そんなステキな女性です。スギョンを演じながら気付いたのは、彼女は私が理想とする価値観を持っているということです。積極的に行動し先を見据える目を持っている。そういった点がとても魅力的な人物でしたし、私自身もそんなスギョンに魅了されました。スギョンは翁主ですが、人々を慈しむ心を持っています。そして、賢明な女性ですね。スギョンには本当に様々な魅力があります。私から見ると大胆な面もありますし、品があって意志も強いですね。

ーーユリさん自身はどんな性格ですか?

スギョンのような女性になりたいと思いました。役柄を演じていくうちにきっと似てくるはずだし、私自身の成長を助けてくれる存在だ。そんな確信がありました。私の中にもスギョンに似ている部分は確かにあります。例えば、言いたいことを言うとか、芯の強いところとか。理想の女性ですね。違っている部分は.....スギョンと比べると、私のほうがもっと自由で明るい性格だと思います。

ーー乗馬やアクションシーンもありましたが、事前の準備や練習は?

いつかは時代劇に挑戦したい、ずっとそう思っていました。乗馬に関しては以前、習ったことがありました。その経験が今回の撮影では役に立ったと思っています。水中撮影に関しても、私はスキューバダイビングの資格を持っているんです。そういった経験が今回のアクションシーンでは、助けになったと思っています。

ーーチョン・イルさんは時代劇の経験が豊富ですが、何かアドバイスはありましたか?

私が時代劇というジャンルを理解できるように、折に触れていろいろ教えてくれました。野外撮影や地方での長期ロケが多かったのですが、ノウハウをいろいろ伝授してくれました。時代劇に限りませんが、チョン・イルさんが常に積極的に努力する姿に感動しました。よりよいシーンを作るために相手役や制作陣とコミュニケーションを積極的に取ってくれるんです。私も話し合いを重ねながら演じられてとてもよかったです。

ーー時代劇と現代劇を演じて、どんな違いを感じましたか?
俳優という観点から見ると、時代劇ならではの髪形や衣装やセットがあります。それらは演技への集中力を高めてくれます。最初は伝統的な重たい髪形をしたり、慣れない韓服を着ることが大変でしたが、それらは演技への集中力を高める大事なアイテムだと分かりました。韓国ならではの情緒や美を表現できるのが時代劇の魅力ですね。

ーー初めての時代劇で、演技で悩んだシーンはありましたか?

たくさんあります。どのシーンでも悩みました。特に10話のエンディング、2人の感情が最高潮に達するシーンですね。バウとスギョンが互いの感情を素直に表す場面。獄舎にいるバウをスギョンが訪ねていき、バウの存在感の大きさに初めて気付きます。まるで生ける屍のように、恨みを抱えたまま耐えてきたの?こんな感じのセリフです。スギョンがバウの心情を理解するのですが、セリフは後からナレーションで入り、その場では視線を交わし合うだけです。このシーンは高揚する感情を言葉で表現できないのでとても悩みました。今も一番印象に残っています。

ーー副題に「愛と運命と盗んだ男」とありますが、ドラマに出演して運命について感じたことは?

この作品に出演する前の私は、新しいことに挑戦したいと思いながらも勇気が出ませんでした。ちょうどその頃、この作品と出会い私の心境に変化が生じたんです。可能性に挑戦する気持ちが大きくなりました。新たなことに挑戦したいという気持ちが以前より強くなった気がします。それからスギョンを通して自分をより深く知ることができました。これからは、今まで以上に新たなことに挑戦できる、そんな可能性を感じました。

ーーストレス解消法やオフの日の過ごし方は?

私は料理が好きです。ゲストを呼んでレシピを共有する動画を個人的に配信したり、おいしい料理を楽しみ、のんびり過ごしています。それからヨガをしながら瞑想したり、最近はゴルフを始めてコースに出てプレーすることもあります。

ーー最後に日本のみなさんへご挨拶とメッセージをお願いします。

こんにちは、クォン・ユリです。「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」で翁主のスギョンを演じました。ポッサムという素材が目新しいと思います。それぞれの役柄がしっかり描かれているのでお楽しみいただけます。これは私が保証します。それから10カ月かけて撮影した韓国の四季の美しさも見所です。監督厳選の美しい映像をお見逃しなく!「ポッサム」が皆さんの胸に深く刻まれることを心から願っています。これからも応援してください。ありがとうございました!



第2部

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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