16日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第49話では、二ツ橋(高嶋政伸)の“ひとり芝居”が話題となった。
間もなくフォンターナを退職する二ツ橋は、暢子(黒島結菜)を連れて仕入れ先を回るなど、着々と引き継ぎ作業を進めていく。その中で立ち寄った食堂で二ツ橋は暢子に、「私が辞めたあと、オーナーのことをくれぐれも宜しくお願いします」と頼み込む。
さらに二ツ橋は、「私はオーナーほど美しく優しく、知性と気品に満ちあふれた素晴らしい女性を他に知りません」と褒めたたえる。暢子に「好きなんですか?」といきなり見抜かれると、「昔、そんな後輩がいました」と切り出し、10年前、房子にプロポーズしたという“後輩”の話を始める。
その時のやり取りを、1人2役で熱演する二ツ橋。「悪いけど、あなたの気持ちには応えられないわ」 「なぜですか?」「忘れられない人がいるの」。「ええっ?一体、どこの誰です?」「その人とは結ばれない運命。一生、添い遂げることはできないの」と、まるで落語のように語り聞かせる。
実はこの後、房子の「忘れられない相手」が三郎(片岡鶴太郎)のことで、戦争が始まる前に2人は結婚するはずだったという。だが結局、三郎が別の女性と結婚してしまったため、房子が「一生、添い遂げる事ができない」と話していたことも判明する。そして暢子は以前、二ツ橋が三郎に「全部あんたが悪いんだ!」と言って殴った“理由”に「そういうことだったのか」と納得する。
だが二ツ橋は、あくまでも“後輩”の話として「バカな男です。きっぱり諦めて店を辞め、新しい道を選べば良かったのに、いつまでも未練がましく心のどこかで、ひょっとしたらという、淡い期待を捨てきれず、身の程知らずの醜い男」と、暢子に聞かせるのだった。
これにネットでは「さすが高嶋さん」「ボロを出す二ツ橋さん好きです」「オーナーへの想いダダ漏れの二ツ橋さん… 」「バレバレの後輩話し。三郎さんとオーナーにそんな昔があったとは‼︎」といった声が寄せられている。
二ツ橋に「引き継いでおきたい仕入れ先があって」と言われ市場へ。
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) June 15, 2022
ずっと房子の近くで働き続けた二ツ橋は、暢子に“10年前のある後輩”の話を始めました。#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #髙嶋政伸#インスタには市場のロケオフショットもhttps://t.co/H69VC8IKJ7 pic.twitter.com/7FZQLSnSmZ