ドイツ・ケルン市が運営する「ルートヴィヒ美術館」を代表するピカソの優品やドイツ近代美術の名品など、珠玉の152点が展示される同展。
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オフィシャルサポーターとして、音声ガイドのナレーションも務めるトラウデンは、「父がドイツのケルン出身なので、ご縁を感じています。こういった機会をいただけて、すごくうれしいです」と笑顔であいさつ。
両親の反応については、「すごく喜んでくれましたね。父も、ケルンの美術館が日本に来るときに、私が音声ガイドを担当できるなんて、『こんなご縁は嬉しいことだね、頑張りなさい』と言ってくれましたし、母も喜んでくれて、『日本のおばあちゃんと一緒に、見に行くからね』と言ってくれました」と、声を弾ませた。
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音声ガイドの録音については、「心を込めて読みました。皆さんが絵を見るときに、私の声が邪魔にならないように意識しながら読んだので、難しかったです」とコメント。
「気になる作品」に、黄色や黒、赤色を使った抽象的な絵画を選ぶと、「目で見て、視覚的には分かりやすいんですけれど、どういう意味なんだろうな?と考えても分からないようなところが、面白いなって。印象的な絵だと思います」と紹介した。
また、本場ドイツの「ルートヴィヒ美術館」に「行ったことがある?」と聞かれると、「小さい頃に行ったことがあるのですが、記憶にないんです」と回答。「今年の夏は、おじいちゃんが95歳の誕生日を迎えるので、おじいちゃんの元気な姿を見にドイツに帰れたらいいな。その際は本場にも行きたいです」と意欲を語った。
「アートや絵が好きで、年に何回かは美術館に行く」というトラウデン。「自分でも絵を描く?」との問いには、「描きません。本当に下手くそでございます。番組の企画で、たまに絵を描いたりするのですが、まあ酷いものです」と苦笑いで、笑いを誘った。
同展は6月29日から9月26日まで、東京・国立新美術館で開催。