今年1月に実写映画化が発表されていた『左様なら今晩は』の公開日が11月11日に決定。合わせて、キャスト情報も解禁された。
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『サブスク彼⼥』など、若者を中⼼に共感を集める⼈気作を世に⽣み出している漫画家・⼭本中学が、2019年に『ヤングキング』(少年画報社)17号にて連載をスタートした『左様なら今晩は』は、ごく普通のサラリーマン・半澤陽平と、陽平の部屋に突如姿を現した幽霊・アイスケとの奇妙な共同⽣活を描き、歪な⼆⼈のハートフルでちょっぴり切ないラブストーリーが話題を呼んだ。2020年には単⾏本も発⾏されている。
このほど、幽霊の愛助を乃⽊坂46・久保史緒⾥、陽平を注⽬の若⼿俳優・萩原利久が演じることが決定。同棲していた恋⼈に振られた陽平のもとに、突如姿を現す幽霊の愛助。ずっと部屋に住んで陽平のことを観察していたという愛助は「優しいふりして⾯倒な事から逃げているから、恋⼈にも逃げられた」と、いきなり上から⽬線でダメ出しをする。かと思いきや、⽣きている間に恋愛を経験しなかった愛助は、男⼥が“付き合う”ことに興味津々で、陽平に質問攻めの毎⽇。最初は煙たがり、何とかして愛助を除霊しようとする陽平だが、⼈間の⼥の⼦と変わらない愛助との時間に居⼼地の良さを感じ始めて......。
久保は今作が映画初出演&初主演。原作とは違うオリジナルのキャラクター設定で描かれる愛助は、⽣きている間に恋愛を経験しなかったウブでピュアな幽霊。久保は「初めての映画出演。初めての主演。こんなにも恵まれた環境での挑戦に、感謝の気持ちでいっぱいです。今でも、撮影の頃の愛助を思うと、どこか愛おしいような、懐かしいような。そんな感覚に包まれています。他⼈事のようですが、愛助に今も会いたくて会いたくて。この感情をきっと陽平さんは感じていたのかなと思いながら振り返る⽇々。緊張と不安の中、素敵な共演者の皆様・スタッフの皆様に囲まれて、⼈⽣初めての経験は、輝かしいものとなりました。どうか、たくさんの⽅に触れていただけますように」とコメントした。
また、そんな愛助と共同⽣活を送ることになる平凡なサラリーマン・陽平を演じる萩原は、⼦役時代から活躍し、2019年には『3年A組−今から皆さんは、⼈質です−』に出演。『⼗⼆⼈の死にたい⼦どもたち』『⽜⾸村』などの映画にも出演した。萩原は出演決定にあたり、「久保史緒⾥さん演じる愛助と出会い、普通の⽇常から突然⾮⽇常な⽇々に変わりその中での陽平の成⻑だったり、変化を演じるのはとても楽しかったです」とコメント。「普通のシチュエーションじゃないからこそ、1つ1つのシーンで監督や久保さん、スタッフの皆さんと丁寧に臨めたと思います。幽霊が出るとなんだか勝⼿にホラーを想像してしまう⽅もいるかもしれませんが、愛助と陽平の⽣活は本当に⽇本のどこかにいるんじゃないかと思えるくらい温かい作品です。決してホラーではございません。ぜひ、いろんな⽅に劇場で観てもらえたら嬉しいです」としている。