『あさが来た』“宜ちゃん”でブレイクした吉岡里帆、本当はヒロインのオーディションも受けていた

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　吉岡里帆が、15日放送の『あさイチ』（NHK）に生出演。2015年度下半期の連続テレビ小説『あさが来た』オーディションの意外な秘話を明かした。

　同作で、ヒロイン・あさ（波瑠）に憧れる女学生役・田村宜を好演した吉岡。そのメガネ姿もあいまってブレイクのキッカケとなった。そんな吉岡は主演の波瑠について、「当時、私は右も左も分からない状況だったが、波瑠さんが優しくて、目の前でとても凛と美しくて、励ましの言葉をかけてくださった」と感謝。

　博多大吉から「オーディションで勝ち取った役柄なんですよね？」と聞かれると、「朝ドラのヒロインオーディションを受けて落ちたんですけど、そのときから『あさが来た』の脚本というか筋書を聞いていて面白い作品だなと思っていた」と、つまりは同作のヒロインオーディションも受けていたことを告白。

　続けて、「オンエアが始まって普通に視聴者として楽しく拝見していたが、オーディションを見てくださっていた方から後半で、『役があるんですけどやりませんか？』と連絡をいただいた。選んでくださったそうで本当に泣いて喜びました」と回顧。

　これに華丸が「落ちてから（別の役とはいえオファーが）来るということもあるんですね」と驚くと、「絶対出られないと思っていた」と回答。またその反響について、「大阪で撮影中に昼ごはんとか食べに行ったら近所の方から『宜ちゃん！撮影頑張ってんの？偉いなあ』と言ってくれた」と述懐。「本当に役を通して皆さんに温かく迎え入れていただいた感じがあった」と振り返っていた。