同作は、“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生・西条(神尾)の初恋を描く。西野は、西条の幼なじみ・北代を演じる。

撮影を振り返って、小林監督は、「初めは、2人(西野・神尾)とも、しっくり来てない感じ」があったとコメント。神尾は「そうですね。まだ、(キャラクターを)掴み切れてないところがありました」と同意した。一方、西野は、「(クランク)インする前の本読みの時点で、ちょっと、絶望的でした」と告白。西野がイメージしていたキャラクター像と、監督から要求されたキャラクター像が違っていて、「『明日から、どうしよう』って、実は、思ってました(笑)」と思い出話として振り返った。


「注目してほしいポイント」が話題にあがると、西野は、鮎釣りをしたあとに鮎を食べるシーンがあることを告げ、「養殖と、天然と、どっちも食べました。いっぱい用意して頂いて、本当に、いっぱい食べてます」とにっこり。小林監督が「ほっぺたに鮎をくっ付けながら、いいお芝居をしていた」と声に出すと、西野は思わず「付いてましたっけ?」と言葉に。小林監督は「めっちゃ付いてるよ」と返し、西野は照れ笑いを浮かべていた。


また、西野は、ヒロインである北代が身に着ける洋服やファッションが「可愛かったです」と述懐。「釣りのときの恰好が、けっこう好きだったんですよ。初めて、ガッツリ、ああいう“釣り装備”みたいなのをやったから。衣装合わせのときも、楽しかったです」と声を弾ませた。