伊藤沙莉、朝ドラオーディション相次ぐ落選を回顧「人格否定をされている感覚」『ひよっこ』“米子”役秘話も  | RBB TODAY

伊藤沙莉、朝ドラオーディション相次ぐ落選を回顧「人格否定をされている感覚」『ひよっこ』“米子”役秘話も 

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伊藤沙莉【撮影:浜瀬将樹】
伊藤沙莉【撮影:浜瀬将樹】 全 1 枚
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 伊藤沙莉が、29日放送の『らじるラボ』(NHKラジオ第1放送)に出演。連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年度上半期)のオーディション秘話を明かした。

 同作で米屋の娘・米子役でブレイクした伊藤。「NHKさんでガッツリ初めて仕事させていただいたのは『ひよっこ』だった」と説明。それまで「学園もの」の出演が多く、同世代がファンだったとしながら、「すごく上の方々に知っていただく機会は『ひよっこ』が断トツだった」と感謝した。


 だが「その当時は大っ嫌いで、この建物すら」とNHKへの苦手意識を吐露。「オーディションの内容が来た時に“NHK”って書いてあるだけで『行きたくない!』と思っていた。それほど受かったことがなかった」と語った。朝ドラオーディションは何回か受けたという伊藤だが落選続きだったという。

 その理由として本人は「単純に(その作品で求められている)キャラクター(と自分)が合わないだけ」と理解しつつも、「どこかで、だんだん人格否定をされている感覚に陥っていくんですよ。あなたがダメって言われている気がした」と振り返った。

 『ひよっこ』のオーディションではヒロイン・みね子の親友・時子役を受けた。その時、彼女は「違う作品に出て黒と金のプリンみたいな髪になっていた」という。だがオーディションでは「明らかにやさぐれた容姿と声なのに、『なんとかだわ』とか言っているのが(脚本の)岡田(惠和)さんがすごく面白く感じてくださった」と述懐。岡田から新たに米子というキャラクターを作ってもらったと告げ、「本当にありがたいです」と感謝していた。


《杉山実》

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