ウィル・スミス、アカデミー賞平手打ち事件について公式YouTubeで語る

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　米俳優のウィル・スミスが、自身のYouTubeチャンネルで平手打ち騒動について謝罪している。

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　ウィルがこの騒動を巻き起こしたのは、今年3月のアカデミー賞授賞式でのこと。同式典でプレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックを平手打ちし、世界中で物議を醸した。ウィルの妻で無毛症であるジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭をクリスがジョークにしたことが原因だったと言われている。

　29日に投稿された動画で、ウィルは「なぜ、スピーチの場でクリスに謝罪しなかったのか」との問いかけに「当時、私はぼんやりしていました。まるで頭に霧がかかったようでした」と回答。その後、クリスに謝罪の意を伝えたが、クリスからはまだその段階ではないという答えがあったといい、ウィルは動画で「私はあなたに謝ります。私の行いは決して受け入れられるものではありませんでした」などとしている。

　ほか、「妻・ジェイダになにか言われたからあのような行動に出たのか」との問いかけには「違う」と回答。「あくまで自身の意思であの行動を選択した」としている。最後に、「ファンらに伝えたいこと」について問われたウィルは「人を失望させることは私にとって大きなトラウマです」とした上で「周囲が自身に抱いている印象に答えられなかったときは、心理的に、また感情的に傷つきます」とコメント。「私は人間。過ちをおかしても、自信をダメな人間だと思わないように努力しています。もしこのまま、私と関係性を継続してくれるなら、いずれまた、友達になれることでしょう」と伝えている。