ミニシアターの先駆け・岩波ホールが閉館 54年の歴史に幕 | RBB TODAY

ミニシアターの先駆け・岩波ホールが閉館 54年の歴史に幕

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 ミニシアターの先駆けで、50年以上の歴史を持つ岩波ホールが29日の営業を最後に閉館した。

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 岩波ホールは1968年2月に開館。当時は、多目的ホールとしてスタート。「映画講座」をはじめ「学術講座」「音楽サークル」「古典芸能シリーズ」の4つの柱を中心に、様々な催しものが開催されてきた。

 その後、1974年にインドのサタジット・レイ監督の『大樹のうた』を上映したことをきっかけに、映画館としての活動をスタート。当時の日本の映画界をとりまく状況は、欧米の商業的な作品の興行が一般的だったが、岩波ホールは世界の埋もれた名画を世に出す運動として、エキプ・ド・シネマを開始した。

 1974年以降、今年7月まで48年間で66の国と地域の274作品を上映してきた。

《KT》

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