【インタビュー】東京女子流、7年ぶりのアルバム『ノクターナル』発売!「少女から大人の女性になった私たちの成長を楽しんで」 | RBB TODAY

【インタビュー】東京女子流、7年ぶりのアルバム『ノクターナル』発売!「少女から大人の女性になった私たちの成長を楽しんで」

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「東京女子流」山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生【撮影:小原聡太】
「東京女子流」山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生【撮影:小原聡太】 全 11 枚
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 4人組のガールズグループ「東京女子流」が8月3日に、約7年ぶりとなる6枚目のオリジナルアルバム『ノクターナル』をリリースする。本作は「夜、誰かを想う時。」をテーマに、イントロを楽曲「ワ.ガ.マ.マ. - MURO’s KG Remix」の編曲に携わったMURO’s KGが手掛け、シングル曲「ストロベリーフロート」などを収録。今年デビュー12周年を迎える「東京女子流」の成長を反映した、ダンサブルでグルーヴィーな楽曲達となっている。

――いよいよ7年ぶりのアルバム『ノクターナル』が発売されますが、どんなアルバムに仕上がりましたか。

庄司 私たちは今年で結成12周年を迎えるのですが、結成当時は小中学生の少女だった私たちが、24、25歳の女性に移り変わっていったので、今の私たちだからこそ届けられる、大人な世界観の曲が詰まったアルバムになっています。

新井 7年ぶりのアルバムということで、ファンの皆さんから「アルバムはいつ出るの?」という声をいただいていた中でコロナ禍になってしまって、私たち自身も分からない状況があったのですが、今回こうして、一つの光のような『ノクターナル』をお届けできることが嬉しいです。

「東京女子流」山邊未夢、新井ひとみ


――タイトル『ノクターナル』には、どんな思いが込められているのでしょうか。

庄司 『ノクターナル』という言葉には、複数の意味が込められています。一つは大切な人を思いながら夜に思いを馳せたり、「夜咲き」という意味があって、ジャケット写真もダークでありつつ、ロマンティックなお花を添えてもらったりと、それをイメージできる世界観になっています。もう一つは「星時計」という意味があって、東京女子流はデビュー当時からアスタリスク「⁎ 」という小さな星に似たマークを使っているので、12年前に生まれた小さな星である私たちが、今でも輝き続けるという意味も込めています。

「東京女子流」中江友梨、庄司芽生


――ニューアルバムのおすすめのポイントを教えてください。

山邊 新曲が5曲収録されていて、DVD付きのアルバムには未収録曲も入っているので、東京女子流を普段応援してくださっている方も、知らない曲がたくさんあるので楽しんでいただけると思います。前作のときは高校生だったので、声に幼さやあどけなさがあるのですが、今回は自分たちの声が、すごく大人の雰囲気を醸し出せているので、前作と聞き比べると楽しい成長がみられると思います。

中江 デビュー当時から、東京女子流の楽曲は実年齢よりも、少し背伸びをした大人な世界観の曲が多かったので、私たちの年齢が楽曲に追い付いてきた曲もたくさんあって、今回のレコーディングではしみじみと、そのことを感じました。大人の弱さや寂しさが垣間見える楽曲では、そういった感情に共感して歌えるようになっていたので、成長した歌声を楽しんでほしいです。

山邊未夢


――ファンの方に、とくにイチオシしたいお気に入りの一曲は?

庄司 リード曲の『Viva La 恋心』がイチオシです。MURO’s KGさんが作ってくださったイントロから始まって、次につながる一曲目が『Viva La 恋心』なのですが、そこで少女から大人の女性に変わった東京女子流の歌声や世界観を、一番感じてもらえるんじゃないかなと思います。

中江 個人的に推し曲なのは、『この雨が上がっても』です。収録曲の中では一番平坦な曲なのですが、聞き込んでいくうちに引き込まれるものがあるので、聞き込んでもらいたいです。

新井ひとみ


新井 私は『コーナーカット・メモリーズ』です。MVも作られていて、世界観がディスコみたいな感じで、衣装もキラキラしていますし、ダンスも懐かしさを感じてもらえると思います。

山邊 『僕は嘘つき』が一番大好きです。一緒に収録されている『ストロベリーフロート』という曲のアンサーソングになっていて、女性が主人公の『ストロベリーフロート』だけを聞くと、男の人って最低だなと思うのですが(笑)、男性目線の『僕は嘘つき』を聞くと、そんな気持ちがあったんだと気付けたり、アルバムの中で唯一のバラード曲なので、いいアクセントになっているなと思います。

中江友梨


――メンバーの成長を感じられる作品ということですが、結成当時から、お互いにどんなところが成長したなと感じますか?

新井 みんな声変わりをしたので、一番は声が変わりました。それから、今はそれぞれが自分に似合うメイクや美容を追及しているので、女子しているな、成長したなと感じます。

山邊 12年前は、メイクもファンデーションと眉毛を描いて終わりだったり、自分で髪をとかしただけで、ステージに出て行ったり、酷いときはチョコレートを顔につけっぱなしで出たり(笑)、素材のままでした。

中江 デビュー当時はみんなMCが苦手で、話す順番などの決まりごとが一個くるってしまうと、全員で黙ってしまったり、アドリブができなくて頭の中が真っ白になっていました(笑)。当時は、小中学生だったので、ファンの皆さんも「頑張れ~」と優しく応援してくれたのですが、パフォーマンスはピシッとやれても、MCになった途端にふわふわしてしまっていたので(笑)、そこが成長したなと思います。

庄司芽生


――最後に、マイブームや休みの日にハマっていることを教えてください。

庄司 スパイスカレーです。いろんなお店に食べに行くのが楽しくて、たまたまお仕事で行った町で、近くにあるスパイスカレー屋さんを調べて行ったり、お店によって具材も味わいも違うので、一期一会な感じを楽しんでします。

中江 最近、料理がストレス発散になるんだなと気付いて、おうち時間で料理を燃えるように作っています。餃子に隠しタケノコを入れたり、お味噌汁に生姜と蜂蜜を入れたり、工夫しています。

山邊 カフェ巡りにハマっています。Juice=Juice の植村あかりちゃんと仲良しなので、お互いに行きたいお店を交互に決めて、いろんな場所を巡っています。

新井 私も食べ物なのですが(笑)、大好きだった唐揚げに、より一層ハマっています。塩味や醤油味など、いろいろなコンビニのものを食べたりしているので、おすすめのから揚げを教えて欲しいです。

《小宮山あきの》

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