オリンピック史上初の3連覇を成し遂げた柔道家・野村忠宏が、19日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演。国民栄誉賞をもらえない理由を語った。
紫綬褒章、奈良県の県民栄誉賞など数々の栄誉を得ている野村。だが国民栄誉賞はもらっていないのだとか。その上で「もらえない理由ってあるのかな」と想像をめぐらせたという彼は「現役時代の言動を振り返ったら、もらえない」と確信したそう。
当時、彼と同じ日の試合に必ず出場していたのが田村亮子。彼女はシドニー五輪の「最高で金 最低でも金」、アテネでは「谷でも金 田村でも金」といった名言を生み出しており、野村も「彼女の言葉はメディアが拾いやすかった」と評価した。
そんな彼はシドニーで連覇を成し遂げた。一方、田村は同じシドニーで、3回目の五輪にして初めて金メダルを獲得。同じ日に開かれた2人の記者会見。記者から「田村選手、3度目のオリンピックで念願の金メダルですね。この金メダルは田村選手にとってどんなものですか?」という質問が。これに彼女は「ようやく初恋の人に出会いました」と回答。
それを受けて野村は自身の2度目の金メダルを「2つ目だから愛人みたいなものです」と答えてしまったそう。松本人志は「最悪」「原因はそれ!」と、取れない理由を断言していた。