26日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第100話では、矢作(井之脇海)が再び包丁を握った。
暢子(黒島結菜)は姿を消していた矢作を見つけると、かつて働いていたフォンターナに連れていく。矢作は房子(原田美枝子)と気まずい再会を果たす。
そこで房子は退職金を渡し、「独立したいと思った時点でちゃんと相談してほしかった。私も反省してる。オーナーとしての人徳に欠けていたって。そのこともちゃんと謝りたかった」と語る。
さらにそこに、矢作が別れたという妻の佳代(藤間爽子)が現れ、「やり直そう、もう一度。頑張って私のために。あなた自身のために」と鼓舞し、「もう一度料理人になってください」と嘆願。矢作は「オーナー、申し訳ありませんでした!」と謝罪する。
後日、矢作は、暢子が開店に追われる沖縄料理店を訪れ、働く上での条件を突きつける。すると暢子はあっさりそれを受け入れつつ、ちょうど作っているという青パパイアの炒め物「パパイアイリチー」を手伝ってくれとお願いする。矢作は青パパイアを千切りしているうちに、かつてフォンターナで料理していたときなどを思い出したのか、涙しながら包丁を握っていたのだった。