マヂカルラブリーが、26日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演。野田クリスタルが、屈辱の『M-1グランプリ2017』(テレビ朝日系)について振り返った。
2020年の大会で優勝したマヂラブ。だが彼らは一度、2017年の大会決勝に出場するも最下位に終わり、その漫才について審査員の上沼恵美子から酷評されたことがあった。結果的にはそれが話題となり、テレビの露出増に結びついたが、相方の村上は「(1stラウンドを終えた後)楽屋に戻って野田が、ホント第一声ぐらいで『もう、漫才はできないかもしれないな』と言った」と証言。
この発言の真意について野田本人は、「正直言うと(上沼さんに)怒られたことよりも、点数がつかなかったことが、『うちらってテレビで通用しない漫才やってんのかな』って(不安になった)」と説明。
ここで、事前に取材した笑福亭鶴瓶が「母親にLINE送ったでしょ、『恥かかせて悪かった』みたいな」と追及すると、彼は「『M-1』の時って、最下位をとったら俺らだけじゃなくて、親族全員スベッたことになるんじゃないかと一瞬よぎるんです」と答えた。
続けて、「俺の中では『M-1』は家族みんなで応援してるイメージがあるんですね。生放送中にみんなで応援してたのに、実の息子が怒られてると、これってどういう状況なのか。想像すればするほど怖くなるんですよね」と回顧。そして「(母親に)『ごめんな』ってしか言えなかったですよね」と告げた。これに鶴瓶は「感動するよな。『ごめんな』って送ったというのが」としみじみ話していた。