原田美枝子、歳を重ねて実感した黒澤明監督からの言葉明かす | RBB TODAY

原田美枝子、歳を重ねて実感した黒澤明監督からの言葉明かす

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原田美枝子(Photo by Visual China Group via Getty Images/Visual China Group via Getty Images)
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 原田美枝子が、9日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演。黒澤明監督から言われたアドバイスを明かした。

 25歳のとき、黒澤監督映画『乱』(1985年)に出演した原田。同監督について「一番大きい存在だった」と語り、「これでダメだったら辞めようと思っていた」と、女優生命を賭けて挑んだ作品だったと述べた。また監督からは撮影中、「原田君、衣装に負けてるよ」「原田君、セットに負けてるよ」などとダメ出しされ、「どうやったら負けないように勝てるのか」と、もがいていたと振り返った。

 そんな原田は3年前の60歳のとき、写真集『G 原田美枝子』を刊行。依頼された当初は「誰が買うんですか?」と拒否していたが、一方で「女の人が年を重ねていく、人としての顔が刻まれていく写真だったらいいな」と思い、オファーを受けたと語った。

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 実際の写真集を見たKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が「作り込んでない美しさですよね」と評すると、彼女は思い出したように「私、黒澤明監督に『原田君、整形はしちゃダメだよ。年を取ったら年を取ったなりでいいんだよ。そうしないと撮れなくなっちゃうんだよ。カメラに写せなくなるんだよ』って言われたんですよね」と回顧。

 続けて「その頃はまだ25(歳)だから『へえ~』って思ってたんですけど、 整形も悪くないなと思うときもたまにある。でも、黒澤さんのことを思い出して、『年をとったら年をとったなりでいいんだ』と言い聞かせている」と話していた。

《杉山実》

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