28年前にヒットした篠原涼子の名曲『恋しさと せつなさと 心強さと』のリアレンジバージョンが、17日に更新された『avex』のYouTubeチャンネルで公開され話題を呼んでいる。
94年に発売された同オリジナル曲は劇場用アニメ『ストリートファイターII MOVIE』の挿入歌として起用され、ダブルミリオンを記録。小室哲哉がプロデュースを手掛け、また篠原の歌手としての地位を確立させた代表曲でもある。
今年ストリートファイターシリーズが35周年を迎えると共に、来年に発売される『ストリートファイター6』の日本イメージソングとして、同曲を小室が自らリアレンジを手掛けた。さらには篠原が歌い直して『恋しさと せつなさと 心強さと 2023』が完成した。
篠原は、28年前に同曲を提供してくれた小室への感謝の念と共に、今回のセルフカバーについて「オリジナルを聞いたことがある人も、また新しい気持ちで聞いていただければと思います」とコメント。また小室も同曲の着想について「ゲームのキャラクターにファイターがたくさんいるんですが、一人 “春麗”という女性ファイターが篠原涼子ちゃんとイメージがかぶって、ファイターたちを応援している目線で歌詞を書きました」と、制作秘話を明かしている。
オリジナル曲よりも力強く、そして包み込むように歌う篠原。またリアレンジにも過剰になりすぎることなく厚みが加わっている。コメント欄では小室と篠原の再タッグへの喜びや絶妙なリアレンジについての絶賛の声が殺到。「これは胸熱…たくさんこみ上げてくる」「あの名曲が蘇るなんて夢にも思ってなかった」「声がちゃんとアップデートされてて無理してない感じが凄い」といった意見が見られる。
