米経済誌「フォーブス」が2022年の米国長者番付を発表した。
同誌は、毎年「Forbes 400」と題して同ランキングを発表しており、今回が41回目。2022年版ではイーロン・マスクが初の1位に輝いた。資産の総額は約2,510億ドル(36兆円)で、昨年対比で605億ドル(8.7兆円)増加した。Tesla株の上昇などが背景にある。対して、昨年まで4年連続1位だったベゾスは2位にランクダウン。これは、Amazon株の下落等によって、500億ドル(7.2兆円)を失ったことが響いている。結果として、1位のマスクと2位のベゾスの間には1,000億ドル(14兆円)の大差がついた。
3位にはランキング常連のビル・ゲイツ。トップ10は著名なIT企業の経営者を中心とした構成となっている。
1位 イーロン・マスク(Tesla、SpaceX)、2,510億ドル
2位 ジェフ・ベゾス(Amazon)、1,510億ドル
3位 ビル・ゲイツ(Microsoft)、1,060億ドル
4位 ラリー・エリソン、1,010億ドル
5位 ウォーレン・バフェット(Berkshire Hathaway)、970億ドル
6位 ラリー・ペイジ(Google)、930億ドル
7位 セルゲイ・ブリン(Google)、890億ドル
8位 スティーブ・バルマー(Microsoft)、830億ドル
9位 マイケル・ブルームバーグ(Bloomberg)、768億ドル
10位 ジム・ウォルトン(Walmart)、579億ドル