古舘伊知郎、アントニオ猪木さんを追悼「とっても寂しいです。猪木さんがいない世界です」 | RBB TODAY

古舘伊知郎、アントニオ猪木さんを追悼「とっても寂しいです。猪木さんがいない世界です」

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古舘伊知郎【撮影:編集部】
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 古舘伊知郎が、10月1日公開の『古舘伊知郎チャンネル』で、同1日に逝去したアントニオ猪木さんを追悼した。

 冒頭、喪服で現れた古舘。「今朝、敬愛してやまないアントニオ猪木さんが亡くなった、訃報が届いたわけです」と切り出すと、「猪木さんの亡骸に対面したいけど、ちょっと引いておいた方がいいかなと思ってたんだけど、やっぱり、たまらなくなって、今日夕方会いに行きました」と語った。

 続けて、「1つ嬉しかったのはすごく“死に顔”が綺麗だったんです。掛け値なしに本当に綺麗だったんです。ここ数年の猪木さんの苦しみを時折見てきたので、『あぁ、猪木さん楽になったね』っていうふうに本当に思いました」と吐露。

 また古舘は、「僕はこういうふうに言わせてもらいました。『猪木さん、しばし休んでください』。だってそうでしょ。闘魂というのは僕は輪廻すると思ってるんですよ。誰に受け継がれるかなんてさっぱり分かりません。猪木さんの肉体、猪木寛至という人が死んだとしても、アントニオ猪木の闘魂というのは、誰かに何らかの形で受け継がれると思った」と、猪木イズムの継承を望んだ。

 この後、数日前も電話があり、見舞いに行ったこと、またそうした見舞いのたびに現役時代に繰り広げてきた名試合を猪木さん本人の耳元で“実況”してきたこともあったと語った古舘。

 「とっても寂しいです。とっても寂しいです。猪木さんがいない世界です。どっか僕なんかもずるいところがあって、猪木さんが生きてるんだって思うと俺も頑張んなきゃって思うところがありました。生きていかなきゃいけないと思います」と誓った。

 62年前の9月30日は記念すべきプロレスデビューの日だったと解説した古舘。「開けた今日、猪木さんは旅立っていったわけです」とも告げた。最後に「猪木さん、本当にありがとうございました。やっぱり人間っていうのは1人で生まれて1人で死んでいくんですね。猪木さんいる、いないに関わらず、残りの人生頑張らせていただきます。猪木さん、感謝してます」と頭を下げていた。

《杉山実》

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