岡村隆史が、9日放送の『おかべろ』(フジテレビ系)で、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)の出演について振り返った。
岡村にとって初の大河となった同作。だがクランクインの日、いきなり撮影が8時間も押したという。彼は「8時間後にテストでやったら『違うよ!違う、違う』と大人たちに囲まれて、『もっとほら、柔らかく、バカっぽく、いい感じでやってほしい。かっこつけてらっしゃいますけど』(とダメ出しされた)」と回顧。「そこからです、僕。エラいところに顔突っ込んだと思って」と、大河の恐ろしさを語った。
この日のゲストは俳優の眞島秀和。彼は芝居をするときの心構えとして、セリフは一応入れておきつつも「なるべく考えないようにしていこう」と、役作りはそれほどしないと言及。
「若い頃にこういうふうに絶対やってやるぞと張り切っていって『それ違うよ』って言われたときに、もうスパッと何もなくなったんです」と、自分なりの演技プランが飛んでしまったと述懐。「決めて行かないほうがいいんだなといつの頃から思った」と告白。これに岡村は「固めていかない感じなんですね」と、大いに参考にしているようだった。