A.B.C-Z河合郁人、ジャニーズ人生の原点の味に大号泣… | RBB TODAY

A.B.C-Z河合郁人、ジャニーズ人生の原点の味に大号泣…

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 A.B.C-Z河合郁人が、15日放送の『復活!ロストグルメ』(TBS系)で大号泣した。

 下積み時代の想い出の味を再現する番組。河合が思い焦がれたのは、かつて東京・立川駅前の「第一デパート」地下1階にあった「サンモリノ」という洋食屋。同店はもともと、河合の母親が好きだった店。軽い気持ちで応募したジャニーズ事務所に合格した息子をお祝いしようと連れて行ったのが始まりだった。

 そんな店の看板メニューが「焼きそば風スパゲティ」。パスタにキャベツ、そして青のりがかかった、焼きそばともスパゲッティともいえる独特の見た目と味わいに憑りつかれた河合は、その後ジャニーズ人生の節目節目で食べて来た。


 だがNEWS、KAT-TUN、さらにはHey!Say!JUMPなど後輩が次々とメジャーデビュー。同世代だったKis-My-Ft2にも追い越されたときも失意のうちに訪問した河合。いつもと同じように焼きそば風スハゲディを注文すると、店のオーナーは「少し多くしといたから、これを食べて明日からまた頑張りな」と激励してくれたという。

 だがA.B.C-Zがメジャーデビューした2012年、サンモリノが閉店。さらに5年後、マスターが病で他界。河合は感謝の言葉も伝えられずにいた。今回、番組スタッフが、伝説のメニューの復活を懸けてオーナーの奥様を訪問。マスター以外誰もレシピを把握していなかったとのことだが、スタッフが「河合さんのために…」と交渉すると、「できるかどうか分からないですけど、ちょっと試してみます」と返答。

 そこで奥様は、マスターの味を日ごろから慣れ親しんできた娘さん、「サンモリノ」の厨房に最も長く立ち続け、調理も担当してきた元アルバイトの男性を招集。3人のおぼろげな記憶を頼りに試作するも、なかなかマスターの味に近づけず大苦戦。最後は、通算500回以上の来店回数を誇る伝説の常連にも来てもらい、味のジャッジ。だがまさかのダメ出しを食らうなど波乱の展開を迎えたが、作り続けること30回、常連のOKが出た。

 そこで早速、スタジオにいた河合にも試食してもらうと、一口食べた途端、「やばいわ。ちょっと待って」と涙ぐみ始め、「ダメだ泣いちゃう、めっちゃ美味しい」と目頭をおさえた。「すげー!まんま。当時のまんまです」「美味しい。たまんない」と大号泣しながら食べ進めた。

 亡きマスターの奥様もその様子を見守っていたが、「ホントにもう嬉しいです。こんな立派になられて主人が見たら、ホントに感激すると思います」ともらい泣きしていた。

《杉山実》

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