NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がクランクアップ!小栗旬「すごい財産で糧になる経験」
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NHKは、現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影を本日25日に終了したと発表した。撮影期間は約1年5ヵ月にわたったとのこと。
なお、最終回は12月18日の第48回まで続く。武士の頂点に立った小栗旬演じる北条義時が、朝廷との最後の戦いに挑む姿が描かれていく。
小栗はこれまでの撮影を振り返り、「今はまだ終わった実感がないというのが本音です。これだけ時間をかけて“一人の人物を生き抜く”ということをさせてもらえたことは本当にすごい財産で、今後の自分にとって糧になる経験でした」とコメント。
また、義時を演じたことについては「途中からは、芝居について『ここはどうしようかな』と考えることが減っていって、『自分の歩んできた義時だったらこうするだろうな』ということをただただ淡々とやってきたという感じです。それを最後の最後まで、みんなに撮りきってもらい、今現在は悔いが残っていないというところまで来られたことは俳優として大きな喜びです。そういう現場を過ごしてきて、いま、こういう自分がいるという状態ですので、それを最後まで見届けていただけたら幸いです」と語っている。
ほか、同ドラマの制作を統括した清水拓哉氏は「三谷幸喜さんと面白い大河を作ると決めてから、やるべきことを一個一個丁寧に考えてやってきました。小栗旬さんをはじめとして最高にして最愛のキャストとスタッフが集まり、こんなに熱烈な反響を頂いていること、心の底から嬉しく思います。小栗さん最後の撮影となった最終回のラストシーン。もはや小栗旬ではない北条義時の、手負いの獣のような姿に、見ていて窒息しそうになりました」とコメント。
「『もう政子になれないのが悲しい』小池栄子さんはそう言って泣きました。スタッフみんなも泣きました。誰一人クランクアップしたくない作品でした。退場していった者たちの思いを胸に、残された者たちが最後まで鎌倉で命を燃やします。最終章、ぜひお楽しみに」と呼びかけている。
《KT》
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