Aマッソ・加納愛子の初となる小説集『これはちゃうか』(河出書房新社)が11月23日に発売されることが決定した。
芸人として活躍しながら、エッセイで文才を発揮している加納。2020年11月に発売された初のエッセイ集『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)は発売即日に重版し、現在もロングセラーとなっている。今年2月には、『文學界』2022年3月号(文藝春秋)で初の中編小説『黄色いか黄色くないか』を発表。同年7月に放送されたドラマ『ラフな生活のススメ』(NHK)では初のドラマ脚本を手がけた。
今回発売されるのは、文芸誌『文藝』(河出書房新社)に掲載された4篇に、書下ろしを2篇を加えた、全6篇の短編小説集。加納本人は「元気がないときに手に取ったり、共感や救いを求めたりしないで、元気があるときに余力で、クッキーこぼしながら読んでほしい」とコメントしている。
刊行時にはイベントが複数予定されており、詳細は近日情報解禁予定。
■小説集『これはちゃうか』(河出書房新社)収録作品
「了見の餅」(※書き下ろし)
「イトコ」(「文藝」2021年春季号)
「最終日」(「文藝」2021年夏季号)
「宵」(「文藝」2021年秋季号)
「ファシマーラの女」(「文藝」2021年冬季号)
「カーテンの頃」(※書き下ろし)