高橋文哉が、29日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演。『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)の壮絶な現場を振り返った。
『ゼロワン』で初主演を飾った高橋。だが「はじめてのお芝居というのもあって何もできなかった」と、ドラマ自体も初めてだったと語った。その上で「監督やスタッフが全員が納得いくまで撮り続けてくださって、1カットで30何テイク、36とか27とか…」と、かなりテイクを重ねたシーンがあったと回顧。
加藤浩次から「どういうシーンだったの?」と聞かれると、「第1話で初変身するとき」と答えた高橋。右手で握る変身のアイテムを一度下に下ろすとき、下からのカメラにちょうどいい位置で振り下ろさなければならなかったそう。「1センチ、ズレても、もう1回」とダメ出しされたと明かすと、加藤も「めちゃめちゃこだわってんだね!」と驚嘆。
また同作で一番つらかった現場はアフレコだったそうで、「初めてアフレコした時、1分戦ってるアクションシーン録るのに僕8時間かかったんですよ。『ハッ!』『フッ!』…こういうのを戦うタイミングでキレよく自分に合わせて入れたりとか」と述べた。
加藤から「ライダーって(俳優の)登竜門っていうじゃない?」と聞かれると、高橋は「すべてが学べる現場」と回答。「アフレコ、映画、ドラマ、與舞台にも立つ。役者としてのいろはを教えてもらえた作品」と感謝していた。