優希は2017年に加入し、人気メンバーとして活躍。2020年には次世代スターを発掘するアイドルオーディション「サキドルエース SURVIVAL SEASON10」にて総合1位を獲得し、グラビアでも注目を集めた。
ライブは、リーダー・渚カオリの「優希クロエ卒業ライブ、始まりました！」「みなさん、目に焼き付けてください！」などの掛け声でスタート。3曲目の人気楽曲「ヴィーナスと蒼き七つの海」では途中、メンバーたちが「この8人で純情のアフィリアだったことを絶対に忘れないでください！」とファンに呼び掛け、「クロエちゃん、卒業おめでとう！」と祝福した。
4曲が終わったところでMCタイムに突入。この日は、観客の声出しがOKだったため、メンバーたちは「アイドルとしてのクロエの名前を呼べるのが今日で最後」「声を枯らして帰って下さいね！」などと会場を煽った。優希は「みなさんの声が聞こえるライブで幸せです」と感無量の様子で、「今日はこの幸せを噛みしめながら、先輩たちと素敵な思い出に残るようなライブにしたいと思います」と意気込みを言葉にした。
ライブの後半では、優希は純白のドレスを身に着けて登場。ホワイトのハイヒールを履き、ティアラも髪に飾ったプリンセススタイルで、ファンから大歓声があがった。優希は「ここで過ごした時間は私にとって大切な時間です」と涙をこぼし、「忘れないでね。いっぱい、いっぱい、ありがとう」とファンに感謝。
そんな優希に花束とアルバムと卒業証書が渡される演出があった。卒業証書を受け取った優希は「嬉しい」と満面の笑みを浮かべ、「すてきなお花とアルバムも宝物にします」とにっこり。「アフィリアに加入して5年4ヵ月くらい経ったのですが、みなさんに出会えたことと、このメンバーで色んなことをいっぱい乗り越えてきたことは、私の人生の中でいい思い出といいますか、経験といいますか、（私を）成長させてくれたと思っています」と振り返った。もともと自分に自信が持てなかったといい、「みんなのおかげで『1歩、進もう』と思え、背中を押して頂けました。その応援を無駄にしないように、これからはさらに自分に厳しく、どこに行っても、元純情のアフィリアのメンバーとして恥ずかしくないように、頑張っていきたいと思います」と次のステップに向けて決意を語った。
