小室哲哉、NHKインタビュー番組に出演！自らの原点、ヒットの秘訣、これから先の音楽への思いに迫る

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　23日放送の『インタビューここから』（NHK総合）に小室哲哉が出演することが決定した。

　昨年10月にTM NETWORKの6年ぶり再始動とともに、自身の音楽活動を再開した小室。常に最新のテクノロジーを駆使して音楽を制作してきたが、今年3月には理化学研究所の客員主幹研究員に就任。AIを活用した音楽制作に取り組むなど、新たな挑戦に乗り出している。

　インタビューを行うにあたって、スタジオには小室が初めて購入したシンセサイザーが登場。シンセサイザーの特徴を、実演を交えて紹介しながら、「いつか、音で大勢の人を魅了したかった」と自らの原点をふり返る。

　そして、インタビューはヒット曲を生み出す裏側へ。今年の『NHK紅白歌合戦』に出場する篠原涼子が歌った「恋しさと切なさと心強さと」は、小室がプロデューサーとして本格的に歩み始めた第一歩となる作品。同楽曲を制作していた当時、小室の頭の中では、作詞、作曲、編曲と3人の小室（哲哉くん、小室さん、てっちゃん）がいて、議論を繰り広げていたと語る。

　また、90年代の音楽作りについて小室は「（曲頭の）15秒聞いたら、そのあとが聞きたいって思ってくれるものをつくってた」と振り返り、「でも、今は15秒なら15秒で完結というか。何回も15秒を見る、リピートするっていうか。その違いはあるかなと思いますね……」と当時と今の違いに言及。そして番組の後半、話題は、小室の音楽の本質とは何か、というテーマに。さらには、「サステナブルな音楽」を作っていきたいという小室のここから先の音楽への思いに迫る。

　インタビューを終え小室は「作詞・作曲・編曲、音楽プロデュ―サー、そして演奏家として、これまで僕が向き合ってきた音楽の原点と未来をじっくりと語る機会を頂けたことに感謝します。『ここから』始まった僕の音楽、『ここから』始まる僕の音楽を祝日の朝に感じて頂けたらうれしいです」とコメントしている。

　『インタビューここから』（NHK総合）は11月23日7時20分～7時53分放送。