伊藤万理華、乃木坂46卒業後の活動を回顧！「10周年ライブへの出演が大きかった」

　元乃木坂46の伊藤万理華が26日、都内で書籍『LIKEA』（PARCO出版）発売記念展覧会「MARIKA ITO LIKE A EXHIBITION LIKEA」開催に際し、囲み取材会を行った。

　同展覧会は、伊藤と10組のクリエイターが「今の自分」を創作した新刊書籍『LIKEA』を軸に、同書の世界観を立体的に表現した作品を展示。2017年「伊藤万理華の脳内博覧会」、2020年「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」に続く、伊藤による展覧会三部作の最終章となる。

　伊藤は、書籍『LIKEA』について「企画の段階から熱量を込めて制作した」といい、「本格的にやりたいとテーマが浮かんだのが一年前くらいです。同世代の活躍するクリエイターさんだったり、会いたいなと思っている方に会う機会が多かったことがきっかけです」と構想に至った経緯を説明。

　「制作していく過程で、これはもう10年くらいの集大成になりそうだなと思って。自分が舞台作りをして、誰かとコラボして生まれるものだったり、コラボした方に何かを自由にやってもらう本にしたかった」とこだわりも語った。

　12月に開催される展示会については、「立体物をメインにしました。根本宗子さんに書いていただいた書き下ろしの物語をラジオドラマみたいな感じにしたり、体験型の展示会にしようと思っています」と声を弾ませた。

　乃木坂46を卒業して5年目となる伊藤。「ソロ活動の手応えは？」との問いに、「私は地道にコツコツと好きな物をやってきたな、結構時間が掛かったなと思っています。ここ数年でやっとこういう場を設けていただいて、自分が好きな物を発表できるようになったので…」と述懐。

　デビュー後、10年間の芸能活動を振り返った感想については「今年は振り返る機会が多くて。その中でも大きかったのは、デビュー10年のライブに出させていただいたことです」と乃木坂46のデビュー10周年記念ライブに、サプライズ出演したことを上げた。

　「5月の10周年記念ライブでは盛り上がっていましたが」と改めて感想を聞かれると、「自分があの場に立てるとは想像していなかったので、活動していた一人の人間として、あの場で一曲でも自分を見せることができたのは、ずっと今もお世話になっているスタッフさんへの恩返し、親孝行みたいな気持ちでした」と感謝の思いを言葉にした。