ネーミングに関わる全ての人や企業のための民間団体「一般社団法人 日本ネーミング協会」が、2022年最も賞賛すべきネーミングを選ぶ本授賞式。審査委員長の爆笑問題・太田と、特別顧問で爆笑問題の所属事務所タイタンの光代社長が3年連続で登壇した。
各賞は、パナソニックハウジングソリューションズの『アラウーノ』や、アサヒビールの『生ジョッキ缶』など、太田夫妻も実際に審査員に交じって議論をかわして決定。大賞には、カネテツデリカフーズの“カニを極限まで再現した”というかまぼこ『ほぼカニ』が選ばれた。
同日早朝に行われたサッカーW杯スペイン戦の興奮冷めやらぬ中、太田は登場するやいなや「みなさん寝不足のところありがとうございます。知らない方もいると思いますが……日本勝ちました。私もさっき、ドーハ(W杯が行われている開催地)にいたんで、今着いたところ」と早速ボケまくり会場を笑いに包んだ。イベントでは、太田が笑いを交えつつ講評を述べたり、ワンダーリューキューの『ちんこすこう』のネーミングに異様に反応したりと、会場を盛り上げた。
最後に総評をお願いされた太田は「これからいろんなことが日本でも世界でも起きてくるでしょうけど、未来が明るくなるような新たなネーミングが『ほぼカニ』の受賞によって、これから続けば」とビシッと締めた。囲み取材では、光代社長が、太田のコメントが褒められたと報告。続けて「やればできるんです(笑)。この感じで(出演してたびたび炎上する)『選挙特番』も挑んでくれたら……」と笑わせた。
この日は、渡辺徹さんの訃報が飛び込んだばかり。取材陣からコメントを求められた太田は「俳優でありながら、バラエティーでも僕らの大先輩。お笑いが本当に好きな人で、とにかく芸人に対するリスペクトを持ってくれている方」とポツリ。爆笑問題のDVDを購入してくれていたこと、ナイツや中川家などが出演するお笑いライブを開いており、太田が出演を熱望していたことなどを回顧しつつ「感謝しかないですね。実感もわかないですし、寂しいです」と話していた。