映画『パラサイト 半地下の家族』が日本で舞台化!関西の下町の家族描く
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映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化することが決定した。
第72回カンヌ映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞し、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞受賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた同作。映画は2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなり、2020年に公開された外国映画の中では最高の興行収入を記録した。
映画は、社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼んだ。日本での舞台化にあたり台本と演出を手掛けるのは、映画『愛を乞う人』、『焼肉ドラゴン』舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などで知られる脚本・演出家の鄭義信。日本版では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう一つの“半地下の家族”の物語が誕生した。
鄭義信は「全世界で爆発的ヒットとなった映画「パラサイト」の舞台化ということで、緊張と不安と興奮を覚えています」と舞台化にあたっての心境をコメント。「思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか...そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか...劇場に足をお運びくだされば、幸いです」と語っている。
舞台『パラサイト』は、6月5日のTHEATER MILANO-Za(東京)での公演を皮切りに、7月からは大阪・新歌舞伎座でも上演される。
《KT》
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