16日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ！』第55話では、柏木（目黒蓮）が、舞（福原遥）の父親である浩太（高橋克典）に初めて向き合う。
帯広でのフライト訓練過程を無事終了した舞は、東大阪へ帰省した。浩太とめぐみ（永作博美）が温かく迎えると、玄関には思わぬ人がいて驚く。それが柏木だった。自己紹介した柏木は「舞さんとは…」と、現在の関係を説明しようとするも、横にいた舞が「友達。めっちゃ仲良い友達」と慌てて伝える。気まずい雰囲気が流れる。
このあと「うめづ」で、訓練課程を終了したささやかなお祝いが開かれる。舞は「ごめんなさい、さっき友達…」とこっそり謝ると、柏木は「いや大丈夫」と返す。だが酒が進むと、柏木は集まった人たちに向かって、「舞さんは難しい課題にも真剣に向き合っていました。僕は、そんな舞さんの姿に惹かれて…」と口を滑らせる。
これに場が一瞬凍る。めぐみが「それはお友達として…？」と確認すると、浩太が見ている中、柏木は意を決して立ち上がり、「お父さま。お母さま。僕は舞さんのことが好きです。真剣にお付き合いしたいと思っています」と打ち明ける。
酔って千鳥足ながら柏木のもとに歩み寄った浩太は「正直に、はっきり言ってくれたこと、立派やった」と称え、ビールを注ぐ。舞との交際を認めた瞬間だった。またこの後、柏木は、隣に住む貴司（赤楚衛二）と会うと、「貴司さん。舞のことは、これから僕が支えていきます。安心してください」と、ライバル心を覗かせるのだった。
