21日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ！』第58話では、舞（福原遥）と朝陽（又野暁仁）君との心の触れ合いが描かれた。
信吾（鈴木浩介）らが始めた五島への留学体験の試みで、舞は祥子（高畑淳子）の家に滞在することになった朝陽君と会い、気難しい態度に困惑する。「お菓子が食べたい」という朝陽君のために、サツマイモで作った「かんころ餅」を作ったものの、「要らない」「変な色。お菓子じゃない」と拒否されてしまう。
1日じゅう、縁側に座り、外をぼーっと眺める朝陽君。一方、舞は1年延期になった博多エアラインの入社の間も航空技術を忘れないよう、そらでシミュレーションする。
舞の声と動きが若干気になっていた朝陽君だったが、ある日、舞が言いかけた操縦技術の続きをスラスラと、そらんじ始め、笑みを返した。これに驚く舞。母・美知留（辻本みず希）は、朝陽君について「興味持ったことはすぐ覚えるんですよ」と明かした。
明日22日放送の第59話。貴司（赤楚衛二）と再会した舞は、貴司からこれまでの旅の話を聞く。舞は自分の近況を伝えるが、今は朝陽君と仲良くしたいと言う。自分の気持ちをうまく言えなかった幼少期の自分と朝陽を重ねていた。祥子（高畑淳子）の家の縁側に南天の実を並べる朝陽。舞がその傍らに座り、空を見つめながら快晴で何もないと朝陽に語ると、朝陽は昼でも星はあるという。
