坂本花織が、22日放送の『全日本フィギュアスケート選手権2022 女子ショート』(フジテレビ系)でトップに立ち、現世界女王の貫録を見せつけた。
冒頭、ダブルアクセルを飛距離と高さ、そして流れとも上手く決めた後、トリプルルッツもスムーズに着氷。トリプルフリップ、トリプルトゥループもスピード感あふれるものだった。演技を終えると会場はスタンディングオベーションで彼女を称えた。結果は、今シーズン世界最高得点の77.79点でトップ。
2位は、グランプリファイナル女王・三原舞依で74.70点。昨シーズン、右足の疲労骨折により代表選考会を欠場した紀平梨花は、ジャンプやスケーティングの力強さは戻ってきているものの、2年ぶりの全日本は60.43点で11位と大きく出遅れた。