【実食】一頭買いの贅沢を堪能!モスバーガー100万食限定の黒毛和牛バーガー | RBB TODAY

【実食】一頭買いの贅沢を堪能!モスバーガー100万食限定の黒毛和牛バーガー

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一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~:撮影 渡邉
一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~:撮影 渡邉 全 6 枚
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 モスバーガー(一部店舗除く)では、12月28日(水)から「一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~(690円)」が100万食限定で登場する。希少部位までもパティに使うといった無謀とも思われる大盤振る舞いに、モスバーガーから我々への今年最後のプレゼントのようだ。また国産食肉の生産者を盛り上げたいといった想いをも強く感じる新商品だ。今回はモスバーガーが提供する驚きの贅沢バーガーの開発背景と実食レポをお届けする。


モスバーガー「一頭買い 黒毛和牛バーガー」とは一体!?


一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~ 撮影:渡邉
  

 昨今の世界情勢の影響で急激な原材料費の値上がりが続き、輸入牛も大きな影響を受けた。モスバーガーでは、黒毛和牛を一頭丸ごと買い付けることで仕入れコストを抑え、690円という驚きの低価格を実現した。一番の目玉は、通常のパティでは使用しないサーロインやヒレなどの高級部位や希少部位まで、まるっと19部位をミックスしてつくった贅沢パティだ。理論上では1枚のパティの中に約15%分のロースやヒレが入っているというから驚きである。

モスフードサービス マーケティング本部長の安藤芳徳氏と門崎代表取締役の千葉祐士氏 撮影:渡邉


「一頭買い 黒毛和牛バーガー」のお披露目発表会に登壇したモスフードサービス マーケティング本部長の安藤芳徳氏は、「モスからみんなへのギフトとして、年末年始のプチ贅沢感を味わってもらいたい」と語った。さらに肉のプロ、"肉おじさん"こと、株式会社門崎代表取締役の千葉祐士氏も登壇。千葉氏は最初この一頭買いならぬ、一頭使いしているパティに対して「無理だろう」と思ったという。また、また部位買いではなく、一頭買いをすることで、過小評価さ」がちな経産牛(出産を経験した牛)の新たな価値向上にも繋がるのではないかとの期待感を続けた。

黒毛和牛部位 撮影:渡邉


因みに付け加えると、19部位とは、サーロイン、ヒレ、リブロース、肩ロース、肩バラ、ハネシタ、ミスジ、腕肉、トウガラシ、中バラ、外バラ、カイノミ、フランク、ランプ、イチボ、内モモ、外モモ、シンタマ、スネを指す。これ、ステーキや焼き肉で食べる部位じゃないですか!と驚きを隠せない…。



いざ実食!「一頭買い 黒毛和牛バーガー」の味は?


一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~ 撮影:渡邉


 バンズからはみ出した豪快なパティが特徴的だ。赤身による歯ごたえと、しつこすぎないながらもジューシーな脂身で、肉感を全面に感じる。ガツンと肉汁溢れるゴロゴロしたパティを想像していたが、意外にもしっかりコクがある上品な味わいだ。各部位の長所を一度に口に運ぶことができる贅沢な逸品である。肉本来の味を楽しめる工夫は、肉の味をバックアップするソースにある。今回「特製テリヤキソース」を新たに開発し、醤油と白味噌ベースのテリヤキソースに、トマトのペーストとピューレを入れることで、甘みと酸味の味わいを深くした。そこに甘酒を加えることでコクと奥行きを引き出した力作だ。

一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~ 撮影:渡邉


さらにソースの隠し味には、登壇した千葉氏が代表を務める門崎熟成肉の専門店「格之進」が開発した「牛醤」(黒毛和牛から作られた発酵調味料)が使われている。この隠し味と牛脂を使用することで、どこからどう食べても「牛肉まるごと感」を楽しめる。

今年はお世辞にも景気が良い年とは言えなかった。しかしながら、ワクワク感をかり立てるモスバーガーの取り組みに、気分良く1年を締めくくれそうだ。1年のご褒美として味わってみてはいかがだろうか。



※筆者プロフィール
渡邉香織
全国各地、ジャンクフードから高級フレンチ、赤提灯にコンビニ飯までジャンル問わず、ひたすらリサーチと食べ歩きを繰り返してます。いえなかグルメ、手土産グルメにも自信あり。皆さんが本当に知りたい情報、心を込めてお伝えします!

《渡邉香織》

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