グラビアデビュー後、映画、ドラマ、舞台と、女優として活躍中の片山。今回は「女性に見てもらいたいグラビア」をコンセプトに写真集を初プロデュース。フォトグラファーはTim Galloで、光と影の陰影を巧みに活かした、趣のある写真に仕上がっている。
今回の写真集を作るにあたって、そもそもは“モデルになりたい”と思って芸能界に入った、と振り返る片山。「その想いがなんとなく残っていて……。30代になったので“ハイブランドのものを着たいな”と思っていました。グラビアもやらせていただいているので、じゃあ『グラビアとハイブランドをあわせたらどうなるんだろう』って」と、自社(所属事務所)で出版するに至ったという。
片山全面プロデュースのため、メイクも普段のイメージよりも濃くしたり、ハイブランドの衣装を15点ほど採用したりと“やりたいこと”、“面白くなるもの”を詰め込んだ。記者より、衣装代について訊ねられた片山は、すべて把握しているわけではないと話す中で「たぶん、私にお金が入るのは、全部売れてからじゃないですかね(笑)。私、今回、無償です」とコメント。写真集での苦労を訊ねられた際には「苦労と言うより、売れるかが心配」と吐露して笑いを誘った。
片山は12月に帯状疱疹を発症し、仕事を一時休業したことがあった。当時の状況について質問されると「(顔に)なったときはポツポツが少なくて、薬を飲んでいたんですけど、どんどんひどくなって、目が開かなくなるくらいまでいきました。お仕事を休ませていただいたり、イベントを延期させていただいたり、本当に申し訳なくて」と回顧。しかし「年が明けた瞬間からものすごく元気になって……。じつは去年が厄年だったんですよ。厄が落ちたのかな?」と笑顔に。現在は、快方に向かっていると明かしていた。