三谷幸喜が、15日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。脚本を手掛ける際の鉄則を明かした。
それが、「制約をつくる」というもの。例えば大河ドラマ『新選組!』の制約は、1話を1日の中で完結するストーリーにすることだったという。
続けて『真田丸』の制約について三谷は「真田幸村の物語なので、彼が見ていない出来事は、たとえどんなに歴史的な大事なイベントであったとしても極力描かないことを決めた」と告白。本能寺の変や関ヶ原の戦いも、ほぼスルーしたという。
そんな彼は脚本家人生の始まりとして小劇場時代を振り返り、「自由になんでも書けることが逆に物足りなかった」と回顧。逆に初めての連ドラ担当作『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)はCMの回数や撮影スケジュールなど制約だらけだったと述懐。だが「それを利用してより面白い物を作るのが自分の仕事」と述べていた。