24日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』第78話では、舞(福原遥)が、思わぬ出会いを果たす。
舞はめぐみ(永作博美)と、航空機産業参入支援セミナーに参加する。その中で中小企業が産業に参入するにはどうしたらいいかという議題になる。これに舞は挙手をして、「複数の会社が協力すればよいのでは」と提案する。
これを聞いていたのが、菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)。「そんなことが可能だと思われますか?」との問いかけに、舞は「東大阪には独自の技術を持つ町工場がたくさんあります。力を合わせれば素晴らしいものを作り上げられると思うんです」と答える。
荒金が「それぞれにプライドがあって思惑がある。それでも力を合わせることができますか?」と聞くと、 舞は「はい」と答え、理由として「同じ思いがあるからです。自分たちで作った優れた部品を最高の製品に使ってほしい」と話すのだった。菱崎重工は日本の重工業でトップクラスの会社。亡き浩太(高橋克典)が工場を継ぐ前に働いてた会社でもあった。
明日25日放送の第79話。舞が帰社すると、ある客が、めぐみを訪ねて来ていた。それは航空機産業参入支援セミナーで出会った、菱崎重工の荒金。航空機の部品を試作してみないかと打診してきたのだ。めぐみは断ろうとするが、舞は部品の図面を見せて欲しいと申し出る。