9日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』第90話では、貴司(赤楚衛二)が、そのファンだという秋月史子(八木莉可子)と対面する。
2014年6月。貴司の短歌が好きだという史子がデラシネを訪れ、持って来た自作の短歌を貴司に読んで欲しいと頼む。貴司は早速、史子をデラシネの中に招き、その短歌を批評する。
舞(福原遥)は代わりに店番をしながら、そのやり取りを眺めていた。すると貴司は史子の短歌を絶賛。「どの歌もきれいで…。こんなふうに世界を捉える人がいてはんねんなて、新鮮で…。ええ歌、読ませてもろてありがとうございました」と感謝までする。
史子も涙ながらに思いのたけをつぶつけ、「短歌は、私の命ですから、それ否定されたら生きていかれへん。けど梅津さんの短歌を読んだとき、この人に会ったら見せられると初めて思ったんです」と“告白”。さらに史子は帰り際、舞に「奥様ですか?」と問いかける。「いや…違います!そんなんやないです」と全力で否定する舞に史子は「よかった」と安堵しながら帰って行った。
久留美(山下美月)にこのことを話すと、久留美は「そんな、のんきなこと言うて大丈夫なん?貴司君と秋月さん、どんどん仲良うなるかもしれんで」と注意を促す。だが舞は「ええも何も…私、関係ないやん」と返すのだった。
明日10日放送の第91話。「うめづ」で酔いつぶれ、岩倉家に泊まった五島のさくら(長濱ねる)。舞が仕事を終わらせ、物産展へ貴司と一緒に行こうとデラシネを訪ねると、貴司は出版社の編集者・リュー北條(川島潤哉)から新作の短歌のダメ出しをされていた。