小倉智昭、がん闘病の現状告白「副作用の影響でいろんな先生が…」
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以下はその一部。
小倉「肺に転移していた左右にあったがんが消えて免疫チェックポイント阻害薬がものすごく効果があって医者も『本当に小倉さんに合いましたね』って喜んでたの。そこから急激に副作用でおかしくなるとは病院も思ってなかった」
邦丸「はいはい…」
小倉「この薬の副作用がここまで出て入院したケースっていうのは、その大学病院でも初めてで、色んな先生が来るわけよ。腎臓だ、糖尿だ、泌尿器科だ、皮膚科だって。それから脳の先生も来て1週間に渡って、ありとあらゆる検査をやったわけですよ」
邦丸「はい」
小倉「元はといえば、その薬の影響で腎臓の数値が下がったんだけど、投薬前はアウトな数字で、すぐに人工透析しなきゃいけない数値だったらしいの。その数値を何とか元に戻さなきゃいけないんだけど、腎臓と膵臓ってお互いに影響を及ぼし合うみたいで、僕、糖尿があるでしょう」
邦丸「はい」
小倉「糖尿のためには血糖値を下げなきゃいけないんだけど、腎臓の機能を回復させるためにはステロイドホルモンの投与が一番いいわけ。ステロイドの薬を最初は大量に投与しなきゃダメなの。それを少しずつ減らしていって腎機能を回復させていくんだけど、ステロイドを投与すると血糖値がグーンって上がるの」
邦丸「1つ良くなれば、1つ悪くなるんだ」
小倉「そう。それまで僕ね、血糖値が高いっていってもコントロールがうまくいってたから高くても200数十だったの。病院の食事っておかゆだったり大したもの食えないじゃない」
邦丸「管理されてますもんね」
小倉「それなのに血糖値が500とか600になっちゃう。この薬はがんには効くかもしれないけど、一方で副作用がある。まだ使ってる人が少ないから、そういうことになったんだと思いますよ。だから腎機能が完全に回復してないから塩分ダメなんだけど、秋田県人としては、しょっぺーもの食べたいわけよ…」
※くにまる食堂 | 文化放送 | 2023/02/21/火
《RBB TODAY》
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